カポーティ

シヴァこんにちは、シヴァです。


今日はとてもいい天気ですね。
それもこれも、気象庁が東北地方以外の梅雨明けを発表したらしいですよ。
各地で豪雨による水害が発生していて連日のようにニュースになっていますが、世間は本格的に夏休みですよ。
私の大嫌いな季節です。
私はパンクロッカーなので海やプールで泳ぐなんて健康的な遊びは致しません。
酒と煙草とライヴに生きます。←カタチから入るタイプ

Capote
先週の金曜日に、今秋公開予定の『カポーティ』という映画の試写会に参加しました。
カポーティというのは実在する人物で、「ティファニーで朝食を」の作者として有名なお方です。
これは彼が「冷血」というノンフィクション小説を書き上げていく過程に焦点を置いた話でした。
その小説はカンザス州の田舎町で一家4人が喉をかき切られ、手足を縛られ顔面に散弾銃を撃ち込まれて惨殺されるという凄惨な事件が題材になっています。
私はそれを読んだことはないのですが、とても興味深い内容でしたよ。
あらすじにある「惨殺」とか「凄惨」とかいいう単語に反応してしまうのは、ホラー・オカルト映画好きだからです(笑)

中身はといいますと、もうとにかく主演のフィリップ・シーモア・ホフマンさんの演技がスゴい!!
ぶっちゃけ映画が始まって最初のうちは、ゆったりとした展開に眠くなってきちゃっていたんですが、途中からどんどん引き込まれてしまいまして。


めちゃ②性格悪いですよカポーティ!!
面白いぐらい利己的な男です。
だけど妙に憎めないところもあったりして。
私が持った印象は、コドモみたいだなって感じでした。
すごくピュアなんだと思います。
だけどそのピュアさが憎らしくて、うっかりホフマンさんがムカつくんだって錯覚しかけますよ。
それだけカポーティになりきれてるってことだと思うんですけど。

最期の死刑囚の言葉が印象的でした。

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