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Speedy Resorts : 風と一体になるリゾートコンセプト

Architectural Design by Atelier Tete

 

家づくり(リゾート開発)は、街の風景をアートにすることだと思う。
以前、黒川雅之さん主宰の「物学研究会」で西畠清順氏が、建築家のみなさんに講演したときの話を思いだした。
「みなさん、建物を立てる時、その立地の自然から考えてデザインされますか?それとも建築デザインありきですか?」
ドキッとする設問である。建物と自然とは切っても切れない関係である。人の歴史は自然との相克、自然をいかに制御するかで進歩してきた。自然を無視した建築デザインなどあり得ない。かといって、自然と折り合いばかりつけていると、ちっとも人間らしい暮らしはできない。
わたしは自然との共生という言葉が嫌いだ。建築という行為は人類の文明の証であり、ある意味では反自然(非自然ではない)な行為である。どこまで自然を取り込んで、人の文明的な暮らしを向上させるかが大事だと思う。
さて、沖縄のスピーディリゾートの話である。ここ沖縄の百名ビーチは、太平洋に面しており、容赦無く台風が襲ってくる。3年前には風速68mを記録した。この1年間でそこまで大きくなくともある程度の暴風を経験した。台風の怖さは風だけではなく、その圧にあるようだ。新築の屋根が吹き飛ばされたり、車が横転したりするのは風のせいである。しかし、もっと怖いのは、風圧で窓グラスが抜けてしまい、家そのものが空気をすべて受けとめてしまうことで家全体が吹き飛ばされるのが最悪の事態と考えられる。
スピーディリゾートは、ハリケーンファブリックという特殊な網ですべての窓を圧から守る。
また、外観はできるだけ左官仕上げの丸みを帯びたデザインに変更して、風が流れるように変更する。汚れない耐久性の高い特殊タイルよりも美しい左官仕上げの方が町と一体化するのではないか。内装にもふんだんに左官仕上げをしていくことにした。
家は家だけで成り立つのではなく、風景のひとつとなることが望まれる。
◆参考
物学研究会 – 黒川雅之

◆スピーディリゾーツ関連の過去記事。

・2021年3月20日
沖縄県 南城市の観光スポット 2021年版
http://spdy.jp/news/s9757/

・2020年3月14日
完成予想図(ラフデザイン)を看板にした!(沖縄県南城市のマスコット「なんじぃ」を活用)
http://spdy.jp/news/s9636/

・2021年1月5日
Speedy Resorts 近況
http://spdy.jp/news/s8616/

・2020年12月29日
ここは人間が生き物として覚醒できる要素がすべて揃っている。
http://spdy.jp/news/s8443/

・2020年11月17日
マニフェスト 〜2022年初夏の完成を目指して
http://spdy.jp/news/s7867/

・2020年10月31日
本格的な地盤調査はじまる(テラスからのビュー映像付き)
http://spdy.jp/news/s7613/

・2020年10月26日
百名の自然と歴史と融合するクリエイティブハウス(ドローン全容)
http://spdy.jp/news/s7473/

・2020年10月20日
インフィニティプールの参考事例
http://spdy.jp/news/s7458/

・2020年10月12日
地盤調査に関するスタッフミーティング
http://spdy.jp/news/s7545/

・2020年8月30日
1日1組の究極のクリエイティブ・ホテル
http://spdy.jp/news/s6627/

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↓ 下記は、VOGUE LIVING (Australia) より抜粋
ギリシャ風の塗り壁が美しい。この家の持ち主は、Rebecca Korner (Interior Design & Architecture London) ‘
Instagram
https://www.instagram.com/kornerinteriors/An interior designer’s unexpectedly textured house on Mykonos
(ミコノス島 – エーゲ海中部・キクラデス諸島に属するギリシャ領の島)
https://www.houseandgarden.co.uk/gallery/mykonos-house-rebecca-korner