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旅は世界の多様性を知る簡単ツール

どの国、土地、コミュニティにも良いところ悪いところはある。
東京の観点でロサンゼルスを見てみると…
– ロサンゼルスは、行動指針の割り切りが合理的で自分の性に合っている。昨年末に来た時はまだコロナを引きずっていたが、今回はもう無かったことくらいになってる。まず普段の生活でマスクが必要なくなった。日本よりはるかに感染数が多くとも、既にワクチンも薬も開発されているので風邪と同じ扱いになっているのだ。日本はマスクを義務化(ルール)できず、社会性に求めたことで永遠に外せない監視社会(村八分)を作り出してしまった。日本の為政者がルール作りが下手であることを示している。多分、東京など都市部は今世紀中はマスク外せないだろうな。
– ロスは、完全に車社会なので、起きてる時間のほとんどを運転に充てているのではないかというくらい移動に時間を費やす。東京のように地下鉄が発展していると移動が楽だし、その間スマホを使っていろんな作業をこなすことができる。ロスの人たち(ジェリーナ)は、パーキングの場所とレストランのバリデーション(無料チケット)をもらうことに脳の半分くらいを使っている。一方でテスラの流行により、取得データの分量が多いルートでは感覚的に自動運転が実現しつつある。また、BirdやLimeなど無数に低速スクーターが普及して乗り捨てられるのは便利。
– 街のエネルギーがすごいので、元気な人にとっては過ごしやすい。しかし、加害者が被害者面して主張してくるので、いちいち反論するだけの横隔膜を鍛える必要がある。そこに個性を発揮する余地もあるので、常に自分の考えを持てるという意味ではとても良い。さらに頑張っている人を褒める文化がある。出来て当たり前の日本と大違いである。だが、仕事においてジョブディスクリプション(職務規定)がはっきりしすぎていて、その範囲を超えるサービスを求めても成果はなく、合理的すぎる面の行き過ぎは改良の余地がある。その点、日本人は他人の気持ちをベースに考え行動できるので、そこは良し悪しあるだろうが、自分は日本人の好きな面である。
日米の大きな違いは、自分の中の個人と他人の分量の違い、バランスなのかなと思う。まあ、出来るだけ世界中に行って違いを知ることが大事だし、多様性の理解は旅をするのが一番簡単と思う。
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Atsushi Inoue、Saori Imazawa、他263人
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