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ポストコロナ考 : ネット化できないオフライン世界の魅力

「ユビキタス社会」って言葉がある。
ブロードバンドが普及しはじめた2000年に流行った言葉だ。

当時はスマホは無かったが、PCを介して「いつでも、どこでも」つながる社会を表現した言葉なのだ。その後は、IOT(Internet of Things – モノのインターネット)と呼ばれ、スマホ端末から家電、自動車などあらゆる物も含めてつながっていった。

そして、現在は現実のあらゆる場所や物がオンライン化され、UberEatsからドローン兵器までユビキタスは拡張している。起業家は、ゲームや音楽などネット完結型サービスだけでは飽き足らず、オフライン(ネットが繋がってない現実の場)を、オンライン化させ新商売に結び付け、世界を電脳化させていくだろう。

そんな時に、ポストコロナで流行るのは、”オフライン”領域かもしれない。ネットで繋がってないことが売りになる。瞑想、読書、旅、セックスが流行る。

絶対にオンライン化できないのは、体験であり、人生そのものなのである。

沖縄の電波過疎地にて