靴に恋する人魚たちへ
暑い中にも秋の気配が感じられるこの頃。おしゃれが楽しくなる季節ですね。
ビビアン・スー主演の最新作、「靴に恋する人魚」はぴのこイチオシ、おしゃれココロをくすぐる映画です。
昨年10月にTIFF(東京国際映画祭)で上映され、いよいよ9月9日から新宿武蔵野館より全国順次公開されます。
・・・昔々、あるところに「ドド」という足の悪い女の子がいました。
かわいらしいドドは、母が読んでくれるおやすみ前の絵本の時間が大好きでした。
ある日ドドは本棚の隅に「人魚姫」を見つけ、人魚姫に憧れる一方、もし足が治ったら魔女に声をうばわれてしまうかも・・・と不安に思っていました。
やがて手術によって健康な足になったドドは、いつしか靴を愛する女性へと成長し・・・
大人になったドドの恋、そして恋が愛に変わる時、本当の幸せとは??
映画全編に渡る、ポップな雑貨や美しい靴、キュートなインテリアにあふれたおもちゃ箱の様な世界。
そしておとぎ話にかくれた確かなメッセージとは?
テイストやストーリーは違うけど台湾版「アメリ」な映画かも。
主役のドドを演じたビビアン・スーと白馬の王子様スマイリー役のダンカン・チョウがとっても魅力的です。
ビビアン・スー・・・なつかすぃ~けど相変わらずかわいいし、この役はまってます。
この映画は香港スターのアンディ・ラウがプロデュースするフォーカス・フィルムが新人監督ロビン・リーさんをバックアップして作られたそう。
低予算にもかかわらず、アイデアにあふれたビジュアルは2005年台湾金馬奨の最佳視覺效果と最佳美術設計の各部門にノミネートされ、最優秀美術賞を受賞したとか。
すてきな映画を見て、恋をしよう。おしゃれをしよう。