ツイッターがアクセス不能の時にだけ出会える幸せクジラ!
『ツイッターくじら』(Fail Whale)
Created by Yiying Lu (イーイン・ルー – 陸怡穎)
ツイッターがアクセス不能の時にだけ出会える幸せクジラ!通称「ツイッターくじら」が携帯キセカエで初登場!電波が圏外になると、海の中に潜っちゃう。
携帯サイト『キャラマックス』
URL → http://bit.ly/meHKYe
(携帯のみアクセス可能)
『ツイッターくじら』の生みの親であるデザイナー イーイン・ルーは、非常に聡明でクリエイティブ溢れた人である。
さて、イーイン・ルーのプロフィールを紹介しよう。
* 以下は、LPL PRINTSのインタビューやその他の資料を元に書いている。
上海で生まれ、10代でシドニーに移住したイーインは、イギリスとオーストラリアで教育を受けた。ロンドンのセントラルセントマーティンズカレッジオブアート&デザインと、シドニーのニューサウスウェールズ大学で学び、2007年にシドニー工科大学デザインビジュアルコミュニケーション学部を最優秀生徒として卒業。
この『ツイッターくじら』をきっかけにイーイン作品は、Anna Sui、メイベリン、グラムメディアなどへ動物をモチーフにしたデザインを提供している。
もともと、この”くじら”は”くじら”ではなく、”象”だった!
2002年にオーストラリアに引越し、ニューサウスウェールズ大学の国際デザインとメディアを学ぶ準備課程に入学した頃、上海の友人へのグリーティングカードが最初で “Lifting a Dreamer(夢見る人を運ぶ)”という名前だった。
当時のイーインは、象に自分の夢の実現を託したらしい。それくらい大っきな夢だったのだ。鳥たちはその実現のための希望を表している。
2007年のはじめ、ロンドンのセントラルセントマーティンズでの交換留学からオーストラリアに帰国した後、このアートワークをメールで送れるようにフルカラーのデジタル画像で作成した。このとき象をくじらに変えたのは、当時イーインががニューサウス「ホエールズ」* に住んでいたためというのはご愛嬌。
* New South WalesとWhalesをかけている。
そのデジタルデータをeカードとして、ロンドンの友人のパーティに送ったのをツイッター共同創業者のビズ・ストーンが見つけ、使用されるようになった。
そして、ついに日本では携帯の待受けやキセカエで登場したわけだから面白い!
いまでは、二次創作も盛んで、この”ツイッターくじら”帽子を作っちゃったりする人まで現れた。
さらにさらに、擬人化イラストも…