おもしろチャットアプリ「ペチャ」で、自分の分身をつくってみた! <文/朝井麻由美>
ほしいときに必ず返事が来る、おもしろチャットアプリ「ペチャ」が新登場した。LINEでいう、「既読スルー」のストレスに着目し、話相手が不在時には、コンピュータがその本人の代わりに返事をしてくれる分身機能がついているのだという。
さっそく使ってみた。
まず、自分のプロフィールを入力。ニックネームや性別以外にも、なぜか性格や普段使う一人称を入力する画面が。どうやら、これにより、本人不在時にも“本人っぽく”喋ってくれるようだ。
↑プロフィール入力画面
ホーム画面はこのようになっている。顔イラストがアイコンになっている「ケンジ」や「あや」は内蔵されているキャラクター。「とり」は「ペチャ友」として繋がった友人。
自分のアイコンは、とりさんのように、内蔵イラストを使うこともできるが、顔写真を取り込むことも可能。通常モード、怒りモード、喜びモード、など6種類の表情を撮影すると、実際に「ペチャ」でトークするときに、送った内容ごとに相手側の画面に表示される写真が変わる。
↑自撮写真も登録できる
こちらが本人モード。「ペチャ友」のとりさんの画面から見える、筆者(朝井)とのトーク画面。
↑これは私本人
「うれしい」というスタンプを送ってみると、こうなる。
「怒り」のスタンプを送ると、こう。
「悲しみ」のスタンプを送ると、こうだ。
そして、「驚き」のスタンプを送ると、こう。
筆者(朝井)がアプリを閉じると、ペチャ友のとりさんの画面には、このような表示が。ここで、筆者本人と筆者のコンピュータが入れ替わることになる。
筆者が再びアプリを立ち上げ、とりさんとのトーク画面に入ると、こうなる。「朝井P」とは、朝井のコンピュータのことである。
自分の代わりをやってくれるコンピュータは、人工知能が搭載されているため、会話を重ねるごとに口癖などを覚えて真似するようになっていくのだそう。試しに、「ござる」を語尾につけて会話をし続け、覚えさせようとしてみたのだが……、
なかなか覚えてくれない模様……。(※アイコンの右上にPが表示されているときは、本人は不在、分身モード、という意味)
↑これが私の分身「P」マークがついている
ただ、内蔵キャラクターと何度か「ござる」口調で会話をしてみるも、イマイチ会話が成り立たなかったので、「ござる」の学習を人工知能に求めるのは、いささかハードルが高かったのかもしれない……。無念でござる。
「拙者、眠いでござる」と内蔵キャラに送ったら、「よかったね」との返事。全然よくないでござる!
<文/朝井麻由美>