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楽園計画 x teamLab : サウナシュラン二年連続1位の「らかんの湯」で楽しむアート

楽園計画 x teamLab

佐賀県の御船山楽園の中の廃墟を活用したアート展示。
アートは、アートとして楽しむ以外に、コロナ前から国内観光、インバウンドにも経済に貢献出来ることがわかった。
日本には大仏、神社仏閣、パワースポットなど無数に楽しめる場所が存在する。
歴史が長いだけに現代アートとの親和性など今後の可能性に満ちている。この試みは、その流れに沿った企画でファーストクラスの仕上げである。
奈良時代に始まった施浴の習慣は室町時代に花ひらいた。
風呂上がりの客人に茶を振る舞う「淋汗茶の湯」(りんかん)とは、茶の湯の用語で、侘び茶の祖と言われる村田珠光(1422年~1502年)が若かりし頃、豪華に飾り付けられた混浴風呂で汗を流し、その後そうめんを食べ抹茶の飲み比べ(闘茶)を楽しむために広く行われていた。
その後、村田珠光が大徳寺の一休宗純と出会い「茶禅一味」の境地に至り侘び茶に開眼。
小原 嘉久さんと猪子寿之さんは、そういう婆娑羅カルチャーを現代に再現しようとしているのかもしれない。
◆展示内容
チームラボ 廃墟と遺跡: 淋汗茶の湯
1. 廃墟の湯屋のフラワーズポミング
2. 廃墟の湯屋にあるメガリス
3. 地下道の奥の廃墟に舞う群蝶、超越する空間
4. 森の中の、呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク

このアートだけでも見られるが、サウナシュランで二年連続1位だった「らかんの湯」も同時に堪能して欲しい。

https://www.mifuneyama.co.jp/