昨年末、西畠清順氏のSNSで代々木ヴィレッジ終了とともに、そこに植っていた木々を販売すると知り、葉書の葉をつける”タラヨウ”（多羅葉）という木を見つけた。日本では近畿以西に自生しているらしい。

それを６本 沖縄に運んでもらいファームに植え込んでいる。

タラヨウは傷をつけると黒くくっきりとした線が浮き出る性質から、日本では平安時代にお経を書き残したり、火であぶると黒い模様が浮きあがり、その模様で占いをしたり特別な植物として神社仏閣で植えられ大切にされていた。

さらに調べてみるとタラヨウは中国南部原産の”苦丁茶”（くちょうちゃ）として、愛飲されていることがわかった。名前の由来は「苦＝にがい」「丁＝ねじる」から来ており、大きな一枚の葉を細長く棒状にねじっているその形状から「一葉茶」とも呼ばれている。

苦丁茶は中国で古くから飲まれている歴史のある健康茶で、薬効が高く「減肥茶」「美容茶」「長寿茶」などとも呼ばれている。凄い効能！

・消炎効果… 解熱、咳止めや気管支炎の抑制にも効果的。

・アンチエイジング…美肌効果あり。フラボノイド豊富で肌の酸化（老化）を防ぐ

・デトックス効果…便秘解消効果あり。血液内の不要な脂質を取り除く。

早速、収穫前に中国から製品となったお茶を飲んだみようと取り寄せてみた….

むむむむむ！苦くて不味い！こりゃ無理だ！

やってみないとわからないもんだ。

これは風流な葉書として楽しもう。

◆参考

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