プレスリリース : 株式会社スピーディは、アドバイザーとして堤伸輔氏を迎えたことをお知らせします。
Speedy Booksは、日本の優れた文学を世界に発信していきます。
日本語は、世界75億人のうちたった1億人にしか到達しない言語ゆえ、素晴らしい日本文学が世界からまったく注目されておりません。
この現状を打破すべく、出版業界に精通し、かつ国際性をお持ちの堤伸輔(つつみ しんすけ)さんにアドバイスして頂くことになりました。
三島由紀夫や安部公房を世界に紹介したドナルド・キーン全集をプロデュースされた堤さんの知見に頼りながら、積極的に海外展開をしていきます。
2021年中には最低でも5冊の文学作品の世界展開、フランクフルトで開催されるブックフェアでの出展を目指して頑張りたいと思います。
福田 淳
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【アドバイザー就任のお知らせ】
株式会社スピーディ(本社:東京都港区、代表取締役社長:福田淳)は、アドバイザーとして堤伸輔氏を迎えたことをお知らせします。
堤 伸輔氏からのコメント
「スピーディ社は、きっと日本の出版のあり方に画期的な変化をもたらす。そう感じて、お手伝いさせていただくことにいたしました。
それは、世界における出版のあり方にも一石を投じ、新しい本の作り方、そして読み方を、人びとに提示することになるのではと期待しております。
2020年12月で、約41年にわたり書籍と雑誌の編集にいそしんだ新潮社を離れます。けれども出版界にサヨナラするわけではありません。こんどはスピーディ社で、新たな本作りの一助になれたら幸いです。」
堤氏は、新潮社において編集者として国際情報誌「フォーサイト」の創刊から関与し、ジャーナリズムの一翼を担う一方、松本清張、塩野七生、ドナルド・キーンなどの文学者を担当し、『聖獣配列』『ローマ人の物語』『キーン著作集』など数々の名作を世に送り出されております。
当社は、同氏の豊富な経験や知見、幅広いネットワークに基づく助言を受けることで、出版事業の拡大を推進し、理念である「発想は世界を駆け巡る、多様性のある自由な社会」の実現に向け邁進してまいりたいと思います。
【堤 伸輔氏の主な経歴】
堤伸輔(つつみしんすけ)
1980年、東京大学文学部を卒業し、新潮社に入社。
松本清張を担当し、国内・海外の取材に数多く同行する。
塩野七生『ローマ人の物語』の編集を経て、
2004年から2009年まで国際情報誌『フォーサイト』編集長。
その後、『ドナルド・キーン著作集』を担当。
2018年10月よりBS-TBS「報道1930」で解説を務める。
設立の趣旨