不老長寿の夢 : “美しい水”の発見が人類の文明を発展させた
“美しい水”の発見が人類の文明を発展させたといっても過言ではない。
20万年前の原始人の寿命は25歳だった。衛生面の問題もあったが、一番大きな理由は、希少な食糧を自分の子どもから奪わないためだったのだ。
寿命が本格的に伸びたのは、20世紀に入ってからの話である。
細菌論の発見から抗生物質の誕生し、衛生状態の改善から清浄な水が広く入手可能になると、子どもの死亡率が劇的に低下した。そのとき、寿命は初めて40歳を超えた。
◆写真: 近所にある「垣花樋川」(カキノハナ ヒージャー)
沖縄県 南城市 玉城 字 垣花にある湧水で、環境省により名水百選に選ばれている。南城市玉城の高台にあり、付近は樹齢100年以上の熱帯樹林などが生い茂っており、集落の崖の中腹から湧き出て水田が広がっている。
沖縄では、樋川(ヒージャー)とは水脈から樋(トイ)で水を引き、水たまりを造ったもの。
硬度は、280ppmと水道水の二倍くらいの硬さ。ミネラル豊富。1年中水温は約23度に保たれている。
◆参考 :【2030年】「老化」はあと10年で克服できる
https://newspicks.com/news/5480632/body/