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米SEC初承認!プロシェアーズ社が上場 : ビットコイン先物に連動したETF(Exchange Traded Fundsの略で、上場投資信託)取扱開始

以下は、ビジネスマンに説明するためのメモ。
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仮想通貨に関連したアートのプロジェクト(NFT)をしていると、どうして新しいお金が必要なのか?って質問される。
実は、お金も多様性が必要なのだ。そもそも国によって多品種のお金が存在するから、国をまたぐ時に為替によって価値が調整される。
幼少期にベルマークを集めてたでしょ?あれだって教育関連の寄付通貨になってる。マイレージとかポイントもある意味では、その世界の中で経済圏を作ってる。
コロナ禍で疲弊した商店街を救うために国から緊急支援交付金が出ているが、横須賀商店街などはプレミアム付商品券が一回で25億円(プレミアム部分は5億円)くらい発行され完売する。2回ワクチン打った人がその商品券を使うと20%引きになるお菓子屋さんがあったり工夫している。
お金は、ニーズが喚起されると発生するものなのだ。
解説ブログは下記。
◆【疑問にお答えします!】キャッシュレス時代、誰がお金を作っているの?
さて、仮想通貨のビットコイン(BTC)が、1BTC=759万円の史上最高値となった。(2021年10月20日)
その背景に、投資信託のプロシェアーズ社(ProShares, 設立2006年)が、NYSEアーカ取引所(1997年に承認されたアメリカ初の電子証券取引所)の上場がある。(10月19日)
プロシェアーズ社は、ビットコイン先物に連動したETF(Exchange Traded Fundsの略で、上場投資信託と言う。証券取引所に上場している投資信託)を扱う。米証券取引委員会(SEC)が上場申請を承認した初のビットコインETFとなったことで、話題をよんでいる。
ビットコインそのものがリスキーと思う投資家にとって投資しやすくなる。ビットコインは簡単に直接買えるが、SEC承認やアーカ取引所で上場されたことで、大きく社会に認められる通貨へと昇格したわけだ。
プロシェアーズ社のマイケル・サピア最高経営責任者(CEO)は「証券会社に口座を持ち、株式やETFの購入に慣れている多くの投資家に、ビットコインへの投資機会を提供するものだ」と上場の意義を強調した。現物の仮想通貨のように投資するためのウォレット(電子財布)を持たなくても仮想通貨の価格に連動した運用ができる。
商品である「プロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF」(ProShares Bitcoin Strategy ETF=BITO)の初日の売買は2410万件、10億ドル(1,130億円)の商いで、ETFとしては最高レベルの売出しとなった。株価の終値は41.94ドル、取引開始時の40ドルから4.9%上昇となった。初日の売買高は、史上トップ2かトップ3に入るらしい。
ETF Trendsのチーフ・インベストメント・オフィサー兼リサーチ・ディレクターのデイブ・ナディグ(Dave Nadig)氏は「取引のほとんどは個人投資家によるものだったようだ。大口の機関投資家が行うような大規模な「ブロック」取引はほとんど見られなかった」という。
今後、機関投資家がETFを買うようになれば、ビットコインへの資金流入さがさらに拡大するとの期待も高い。世界的にインフレ懸念が高まっていることも、ビットコインが買われる理由の一つと言われている。
インフレはモノの値段が上がる(お金の価値が下がる)現象で、発行量に上限があるビットコインは価値が下がりにくい、つまりインフレに強い資産だと考えられている。
ビットコインの発行上限は2,100万枚と決められており、これは2009年にビットコインが誕生したときから決められている。デジタル通貨が無限に作り続けられたらか希少性がなくなり、たちまち価値が希薄化するからだ。
ね。面白いでしょ。
今週、一番盛り上がった国際金融のネタは以上。