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Speedy Farm Okinawa : 新たに第六と第七ファームを開墾決定!

Speedy Farm
スピーディ・ファームは、新たに第六と第七ファームを開墾する。
一方に最新のハウスを建立し、下記の4つのマンゴーを育成させる。どれも特徴がある高級マンゴー。
今年の夏には収穫予定。お楽しみに。
アーウィンマンゴー(Mangifera indica ‘Irwin)
南フロリダで開発された商業用マンゴー品種。 アップルマンゴーと呼ばれるもののひとつで、熟すと表皮が赤く染まるマンゴー。収穫が早いのが特徴で果実は他のマンゴーに比べて少し小ぶり。甘く、クセが少なく濃厚な味わい。 果皮が赤く染まってから収穫です。 果皮には白い粉(ブルーム)がつき、追熟が進むとブルームがとれて表皮につやが出てきます。
キーツマンゴー
主に沖縄県で栽培されておりキーツ種(ケイト種)に分類されるマンゴーで、アップルマンゴーの大きさが400gから500g、キーツマンゴーはその約2倍( 1-2kg)くらいのサイズ。
特徴としては、完熟しても赤くならず緑色をしている。果肉は繊維が少なく、アップルマンゴーより深みがあり濃厚な味を楽しめる。アップルマンゴーのように綺麗な赤色にならず見劣りする為、生産する農家が少ないという事もあり市場に出回りにくいのも幻のマンゴーとされる理由。糖度は16度から19度程度とアップルマンゴーより糖度が高く甘いマンゴー。日本で栽培される約95%は赤いアーウィン種。キーツマンゴーは非常に栽培面積が少なく、地元以外にはほとんど流通しない。
大きくて美味なのに、何故、栽培されないのか?
・収穫期は8月下旬〜9月とお中元シーズンからずれるので、贈答需要が見込めない。
・台風シーズンとは 重なる上に巨果な為、暴風雨での落果リスクが高い。
・完熟マンゴーと異なり、収穫後に追熟させるので、食べ頃の説明が店頭で難しい。
キンミツマンゴー
台湾が原産の品種。2013年ごろから沖縄発で市場に出始め、その後一気に出荷量が増え広く知られるようになってきた。「金蜜」マンゴーは、大きさは400~500gとアーウィン種より少し小ぶりで形はよく似ており、扁平せずふっくらと丸みのある形をしている。
来歴は第二次大戦の終わりに、日本軍によって徴兵されフィリピンに出征した台湾の軍人が、終戦とともに現地から持ち帰ったマンゴーの種を植えたところ発芽し実生となった。その実生を原木とし、株分けしたものが現在作られている「金蜜」。原木を現在も守っている彰化縣埔心郷の農民、張金泉さんは、種を持ち帰った軍人の息子さんである。
キンコーマンゴー
金皇マンゴーは樹上で完熟させてから、収穫後更に追熟させることで美味しくなるマンゴー。特徴としては、鮮やかな黄色でアップルマンゴーやキーツマンゴよりもやや酸味があり、糖度は16度から20度で、薄い種と豊富な果肉、繊維が少ないことが特徴。
収穫予定時期は、8月下旬から9月上旬。 生産のほとんどが沖縄県内で、マンゴー生産量の約1%しかない為、幻のマンゴーとされる。