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これからのエンタメ : 夢の実現の最大のクライアントは、自分自身なのである。

エンタメビジネスって何なのかよく考える。
人の心を豊かにし、幸せをシェアする仕事であることは間違いない。
アフターコロナで、より大事になるのが、タレント自体の情報発信力である。
そういう意味では、”のん”は凄い才能をもっている。そして、それは時代に合っていたのだ。
コロナ禍でライブが出来なかったからオンラインライブを始めた。コロナで舞台がキャンセルになったら自ら映画を撮った。おうち時間には絵も描いている。
情報発信力=クリエイティビティなのである。
古い芸能事務所は「恋愛禁止とかSNS禁止」って聞くけど、そんな普通のライフスタイルが楽しめないタレントに人は魅力を感じるだろうか?タレントが夢を売る仕事なら、”情熱リッチ”な人であって欲しい。
仕事を待っているだけでは、サラリーマンの指示待ち族と変わらない。自分発信が大事だ。自分のやりたいことをやる。恋愛でも旅でもSNSでも好きなことを好きなときにやればいい。
私には社会を変えることができない、と思うのはわかるけど、自分から変えようと思ったら、まずは、自分が最初の一人になって変えられる。少しずつでも変えられる。
少なくとも自分は、今までそうやって岩を動かそうとしてきた。もし、一人で持ち上げることに共鳴する人がいたら、岩は更に動く。そして、そのことが周りに伝わってきたら、岩は想像以上にスイスイ動くのだ。
結局、夢の実現の最大のクライアントは、自分自身なのである。