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人と人の距離を考える (机の幅の話し)

人との距離の話し。
コロナになってはじめて「ソーシャルディスタンス」という言葉を知った。2020年3月にロサンゼルスにいてロックダウンを経験した。当時、6フィート(1.8m)離れろという標語がスーパーマーケットなどで貼られていた。
さて、今回は机の幅の話し。
いま、いつも家具づくりをお願いしている目黒の「ams.」の岡田さんと五丁さんにダイニングテーブル(幅1.2m x 横3.5m)をお願いしている。
以前から机の幅にはうるさい。
よく家具屋さんに置いてテーブルは、0.9mが多い。ソニー・デジタル エンタテインメントの社長室は、MUJIの金井会長にお願いして取り寄せた長野の一枚板で幅1.3mにしてもらった。異常に来客が多いので、余裕を持ちたかった。しかし、遠目に設定しすぎて、人の動作から情熱を汲み取るには遠すぎた。
その経験から東京の家のダイニングテーブルは、幅1.1mにした。
そしたら、対面する両者がパソコン開くと間に隙間なく、お茶菓子が見えないところに埋没してしまう。困った。
聞けば、巷のシェアオフィスは、お一人様の奥行きが0.6mらしい。
それならば、いま作っている沖縄のダイニングは、その倍の1.2mにしようじゃないか!と考えている。
さて、皆さん、対人距離ってどれくらいが便利と思います?