2021年8月9日。
本日は、2021年8月9日。
76年前の1945年8月9日午前11時02分。アメリカ軍が長崎市に原子爆弾を投下した。
自分たちが生まれる前から世界は存在しており、そして戦争(紛争・テロ)は未だに無くならない。
戦争を経験していなくとも、その悲惨さは想像すればわかる。
当時の長崎市の人口24万人のうち約15万人が死没。その3日前、広島市にも原爆投下が行われ約20万人の一般市民が死亡した。合計35万人が亡くなった。
数字は残酷だ。総数をみても、少しも実感がわかない。でも、自分の両親、姉妹兄弟、友だちが全員一瞬で亡くなったと想像したら、どんなに恐ろしいことか想像できる。それが本当に起きたのが先の大戦なのである。
歴史上、実戦で使われた核兵器は二発とも日本に落とされた。日本は敗戦を経験し、恒久平和を誓った。戦後、国内はもとより海外でも、戦争で一人も殺戮してない日本。悲惨な戦争体験を後世に伝え、改めて不戦を誓うべきなのである。
ましてや東日本大震災(2011年)で原発の恐ろしさを再体験し、東京でも場所によってはチェルノブイリの10倍とも言われる放射線量を計測した。それなのに、政府は さしたる策も打ち出さないまま原発を海外に売り歩いている。なんと愚かなことか!
この現状を正すには、みんなが地道に投票することでしか変えられないと思う。
私は選挙権を得てから、すべての選挙に100%行っている。でも、この投稿を読んで 選挙に行かなかった人も行くようになったら嬉しいな。ポスターで政策なんてわからない!っていう人は得意のネットで候補者を検索して調べて欲しい。たいていのことはわかる。昨日まで続いた平和が明日も続くだなんて簡単に思えない。政治が暴走したら、76年前と同じことが起きるのだと思う。
想像してみて。ある日、突然空から爆弾が落ちてきて亡くなった多くの市井の人たちが居たことを。
心からその魂の安寧をお祈りします。