いまから、4年前の12月にパリで出会った韓国の現代アーティスト テホンソン・ウェ・ギョン（Tae Hun-SON Oe Kyung）をずーっと探していた。

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彼女と会う約束の日にギャラリーでボヤ騒ぎがあり、それ以降コンタクトが途絶えた。

現代社会で連絡先がわからないなどありえないと思うだろうが、テホンソン・ウェ・ギョンは、瞑想の修行のためにチベットに籠ると聞いていたのが最後の会話で、SNSもやっておらず、メアドも持っていなかった。

しかし、毎年冬になるとテホンソンのことを思い出し、ギャラリストとして日増しに「なんとかアーティストを見つけたい」と言う強い衝動にかられていったのだ。

韓国語で幾度か検索するうちに、最後に会った同年の2017年に開催されてたソウルのギャラリーの紹介作品が一枚だけ掲載されていた。しかし、4年前以降、ネットで何も出てこないとなるとアーティストを廃業したか、そのまま修行を続けているのか？でも諦めなかった！

そこで、日本で起業しているビジネスパートナーの楊承峻（ヤン・スンジュン＝Seungjun Yang）君にお願いして手伝ってもらったところ、ソウルの友人がそのギャラリーまで出向き、オーナーから奇跡的にテホンソンのメールアドレスをゲットできた！

そして、このZoomミーティングが実現したのだ。彼女も私のことを良く覚えてくれていて、再び意気投合した。

来年3月に釜山でテホンソン個展があり、それが終わったらロスのSpeedy Galleryでの展示を開催しようと言うことになった。出来れば釜山にも出向きたい。なんて幸せな展開！

その後、長年の韓国で私の通訳をしてくれるKim Seung Hyuk君が仲介して毎日Kakao Talkでやりとりしている。

初めての出会いから5年の月日を経て、この企画が実現できることを信じている。韓国の友だちの素晴らしいリレーションシップに感謝！