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AIの自分とAIで検査する生身の自分(胃カメラと大腸内視鏡の最前線) | 株式会社スピーディ

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AIの自分とAIで検査する生身の自分(胃カメラと大腸内視鏡の最前線)

↓AIで作成した年老いた自分www
「元気で長生き!」を人生のテーマにしている。
だから、最先端の医療についてはいろいろ試すことになる。
今回、友達の紹介で昭和大学 横浜市北部病院 消化器センターの松平真悟先生に世界でも最先端の胃カメラ、大腸カメラ検査の両方を同時にやってもらった。結果は全て問題なし!この病院の凄さについて解説しておきたい。
内視鏡は「カメラ」の原理なのでレンズが大きい方が画像解像度がよくガンの発見にも優れている。
特に胃カメラについては、経鼻内視鏡もあるが6mm前後の経鼻内視鏡と、10mm前後の経口内視鏡では画像の質は異なる。ガン早期発見のため、より太い10mm内視鏡で検査を行った。
なので、鎮静剤鎮痛剤(全身麻酔薬ではなく薬効分類としては鎮静剤、鎮痛剤)を使用した。全ての検査は全く記憶がないレベルの鎮静剤だった。
当該病院は、大腸内視鏡検査の草分け的存在である工藤進英先生の「大腸ガンで死なせない!」を錦の御旗として世界数か国から消化器内視鏡を学びに同志が集まっている。
①AIによる早期発見
世界最高レベルのテクノロジーを導入。
ここは、オリンパス社(Endo Brain Eye)と組んで大腸内視鏡検査にAIの導入を試みている。
技術面では、名古屋大学ののコラボで深層学習(Deep-learning)のプログラムを作り、過去数年分の当該院で行った大腸内視鏡検査の画像を記憶させ、実際の内視鏡検査中に大腸粘膜の色や形の変化を察知してアラートが出る仕組みとなっている。リアルタイムでアラートが出るので、ポリープや癌など見つかり次第、その場で内視鏡切除できる。
AI(Endo Brain Eye)は、病変をみつける感度特異度もその道10年程度の医師の成績と遜色ないレベルである。見つけた病変の質的診断につきいても、別ソフトEndoBrainを用い。ポリープは進行がんか、早期がんか、良性かなど0.5秒程度で判断できる。
因みに、「EndoBrain」や「Endo BrainEye」は、まだ健康保険適応していない。
②熟練した医師による施術
20世紀くらいまでは外科手術が主であった早期大腸がんについては、適切に診断ができれば内視鏡治療でも治癒することがわかってきたために、患者にとって不必要な外科手術や麻酔の負担を減らせるのではないか、合併症も少なく機能も温存される内視鏡治療の限界に挑戦をしている。(内視鏡医の「腕」の要素が大きい)
まずは内視鏡を扱う異常/病気をみつける技術でエキスパートでないと時間もかかり苦痛も伴う。
進行大腸ガンなら誰がやっても見つけることはできるが、数ミリの早期がん/前がん病変を見つけるかが、その後の患者の命を左右する。
しかしながら大腸は腸管洗浄剤(検査前に服用された不味い液体)の効果によっては視野視界が不十分であったり、構造的に襞が多
くて深くて裏に隠れているポリープなどをみつけることが難しいことがある。
腸管は一定の間隔で蠕動運動をするので検査に時間がかかるとなおさら見つけにくくなり腹満や腹痛の原因となる。
…ということで、この二つの要素が最高峰の検査で胃ガン、大腸ガンのリスクは当面ない結果となった。
追記として、大腸カメラのレベルが高くて、肛門の出口を内側から見られる。これは大腸ガンがその付近にもっとも出来る可能性があり、旧来のカメラではレンズの後ろ側が視認できないことでの見逃しもあったようだ。
病気になって病院に行くのではなく、未病の時にこそ対応していくことが長生きに必要なのである。