2007年4月2日、日本が最先端だった時代の記憶

4月はいろいろ昔の写真が出てくる。
本日4月2日は、ソニー・デジタルエンタテインメントが2007年に設立された日だ。写真は10周年パーティの時のもの。
あれから19年。強者どもの夢の跡だなぁ。
設立日を4月1日ではなく、4月2日にしたのは起業がエイプリルフールと思われないためだった。
そもそも、この会社の設立前2004年に、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの一部門として、iモードへコンテンツ提供を始めた。いまにして思えば、「ダビンチコード」や「チャーリーズエンジェル」など一級コンテンツを展開してた。ハリウッドスタジオでは一番最初のモバイルコンテンツIPだった。
日本のインターネットコンテンツは、1999年iモードから始まった。わたしは衛星多チャンネルの次にこれがくると思い、ハリウッドの幹部に掛け合うも、当時のアメリカはBlackBerry端末くらいしかなく、日本のイノベーションが認められるはずもなかった。アメリカは、携帯でメールベースのテキスト送受信が画期的というくらい遅れていた。そんな環境の違いから日本での部門立ち上げに数年を要した。
2010年にスティーブ・ジョブスがiPhoneを出すまで日本は世界をリードしていた。iモードによるモバイルインターネットコンテンツ市場は1兆円に達し、ソニーが開発した 非接触型通信技術FeliCa(フェリカ) を搭載したSuicaなど、画期的な成果をあげていた。
あのとき、これらの市場を世界展開できていたら、21世紀の日本は、こんなに見劣りしなかっただろう。



