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佐賀県の御船山楽園、御宿「竹林亭」で楽しむ世界一のサウナを視察

御船山楽園、御宿「竹林亭」を経営する楽園計画(株)のオーナーである小原嘉久さんのお取り計らいで、サウナシュラン2019、2020年の二年連続グランプリとなった「らかんの湯」を楽しませてもらった。もちろん、チームラボの数々の素晴らしいアートも堪能!
東京ドーム15個分の広大な森林と池の中にある。実は、この場所はかつて鍋島家の社交場として作られた土地だったのを小原さんが買取り、21世紀に見合ったクリエーションに作りあげられた。
どうでもいいような話だが、福田家は、もともと佐賀県に本籍も墓もある。叔父の奥様(わたしの叔母)は鍋島家から嫁いできた。祖母の鶴子は今泉今右衛門の家系で、福田家に嫁いでいる。この資本家とアーティストの融合が自分を形作っているのだな。そういうルーツを感じながら楽しませてもらった。
さて、この御船山には樹齢3000年の神木の森があり、奈良の大仏をつくった行基が無病息災を請願し、ここに最古のサウナを作ったと言う歴史の場所でもある。
サウナは、素晴らしい塗り壁づくりのソフトな作りでセルフ・ロウリュが可能。キューゲルと呼ばれるアロマ水を氷ボール(和ハッカ、みかん、薔薇、檜葉)にしてあり、ロウリュと共に香りが広がる。
露天、内湯、薬湯、ミストサウナ、17度に保たれた温泉をベースにした水風呂、ととのえ岩、薪のある”ととのえ”喫茶スペースなど自然と一体になれる仕掛け満載。
これらの実現には、小原さんの大胆な発想と細やかな気遣い、世界中のデザインを見て、聞いて、取り入れる努力がある。そこには、猛烈な情熱がある。
ずっと訪ねたくて、遅くなってしまったがようやく来られて、2日間で延6時間、この現代の湯治で過ごした。これ以上のサウナ体験はなかった。
ぜひ、みなさん是非行ってみて体験してください。
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Yoko Tanigaki、Kyoichi Ichimura、他135人
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