Speedy Farm(スピーディ農場) : バオバブはスーパーフード!
Speedy Farm(スピーディ農場)では「星の王子さま」で有名な”バオバブ”を、スーパーフードとして研究している。
地球上最古の被子植物の一つであるバオバブは、アフリカをはじめオーストラリアなどの熱帯・亜熱帯地域に生息しており、美容や健康に効果を発揮するといわれているのだ。
バオバブの木の幹は、10トンもの水分を蓄える。その実やオイルは貴重な資源として使用されている。その実やオイルは、人間をあらゆる害から守ってくれる有効成分がギュっとつまった植物なのである。
一番手軽なのは、葉っぱを煎じてお茶として飲むことだ。試しに、6パターンで飲んでみた。
沸騰したお湯に乾燥させた葉っぱを入れて飲む。10分間煮立てて飲む。また翌日も飲む。もう一度10分煮立てる。三度目も煮立てる。それを冷まして飲む。
わたしのベストは、10分間煮立てて、翌日冷まして飲む。とろみもあり飲みやすい。
バオバブの主な効能としては…
(1) アンチエイジング効果!
ポリフェノールやビタミンCという、抗酸化物質が多く含まれている。
これは、体内を酸化させず、体内をサビつかせないという特徴を持つ。
(2) 毒素を排出!
水溶性食物繊維は、ごぼうの8倍もある。水分を抱き込んで、そこに含まれる糖やコレステロールの腸からの吸収をゆるやかにする作用がある。
そのため食後の血糖値の急激な上昇を防いだり、動脈硬化などの予防にもなる。
(3)最高のスーパーフード!
ビタミンCはレモンの3倍、カルシウムは牛乳の3倍、食物繊維はごぼうの8倍、鉄分はモロヘイヤの4倍、ポリフェノールはクランベリーの4倍以上なのだ。
改めてスピーディ農場のバオバブの葉っぱを、一般財団法人日本食品分析センターに成分分析をお願いした。むちゃくちゃ本格的な「マウスを用いた血糖値上昇抑制試験」を実施する。
バオバブの葉っぱを投与したマウスの血糖値上昇抑制効果を測定する。
可能性のある成分としては、食物繊維やポリフェノールといったものが考えられる。
食物繊維は一般に糖の吸収を緩慢にし、ポリフェノールには糖を分解する酵素の活性を阻害するとされるものが知られている。
バオバブが長寿の切り札になるものと、結果を楽しみにしている。
そして、少しずつバオバブ茶の生産・販売を進める。
◆参考
詳しくはこんな感じ
マウスを用いた血糖値上昇抑制試験
○ 試験動物:ICR 系雄マウス
○ 検体:バオバブ葉粉末
○ 群設定:高用量群(検体高用量+でんぷん), 低用量群(検体低用量+でんぷん) 及び対照群(でんぷんのみ)
○ 動物数:1 群 6 匹
○検体投与用量:高用量として,2g/kg(50kg体重の人が100g摂る割合)
低用量として,想定される1回摂食量(g/kg)
○糖負荷量:各群2g/kg
○血糖値測定ポイント:投与前,投与後30,60,90,120 分
○ 試験期間:約 1.5 ヶ月
○ 検体必要量:15g