“ストリート系” 都市開発の未来
タワマン育ちの子どもは、怪我が多いらしい。
空間感覚が狂うみたいで、地上慣れしてない。
多様なコミュニティのないタワマンの未来は廃墟か老人センターになるのではないか。
ストリート系都市こそが都市の未来だ。低層住宅と商店街が多様性の生態系である。
子どもたちや女性の安全を見守る商店街。人を束縛しないコミュニティ。
タワマンは青空を奪う。
カフェテラスはストリートにしか根付かない。そういう意味では、商店街を残すことがキーになってくると考えていて、東京だけが車社会じゃないので、商店街が残ってる。商店街の活性化こそがコミュニティ型都市が発展する大事な要素だろうと考えられる。
超高層ビルと同じくらい横に長いグーグルのロンドン新社屋ランドスクレーパーは非常に新しい4つのコンセプトを持っている。
1. 現在ある都市ではなく新しい土地に作る。
ニューヨークやサンフランシスコといった人口密集地から、テキサス州オースティンやアリゾナ州フェニックスなど、まだあまり発展していない地域へ移住する人口の増加している
2. エレベーターの最新技術により、上下に加えて、左右にも動く。
2017年6月、ドイツのメーカー、ティッセンクルップ(Thyssenkrupp)は、ケーブルを使わないエレベーターを発表。
3. ドローンが好き勝手に荷物をデリバリーできる低層設計
配送用ドローンは都会の空を賑わせるだろうと予測。それに対応するために地方行政当局は、空路の規制を行わざるを得なくなる。規制にはビルの高さ制限も含まれるだろう。頭上の空中スペースは規制されていないが、規制をしていくことになる。空に見えない高速道路ができる。
4. 気候変動による強風から逃れる構造
強大化したハリケーンなどの気象現象が、より頻繁に、より強力になりつつある。将来、高層ビルの建築は危険性を増していく一方だろう。強風で大きな横揺れが発生してしまう。
「気候変動は一過性のものではない。現在、アメリカ経済の中心地となっている場所は、近い将来、気候変動に関連した問題に直面するだろう。
建築は2018年にスタート。グーグルの11階建てランドスクレーパーは広さ100万平方フィート(約9万3000平方メートル)、7000人を収容する予定。
東京だと中央線沿線や16号戦沿いに未来がある。ニューヨークやロンドンにもそういう都市型コミュニティが作られる可能性がある。
コロナ禍で、差別が起きにくい都市とは、食糧危機になりにくい都市の研究が進んだ。
アセットバリューの追求はやがて行き詰まり、コミュニティバリューが人類を発展させる。
都市は縦ではなく、横に広がらないと良いコミュニティも出来ず未来ない。