Talked対談【“のん”という熱量が生んだ映画『Ribbon』 】(前編) 製作統括・福田 淳×エグゼクティブ・プロデューサー・宮川朋之
先日、雑誌「B-maga」での対がオンラインでもフルストーリーで読めるようになりました。宮川さんとの長い友情が、のん監督・脚本・主演「Ribbon」誕生の背景にあったことを語り合ってます。
ぜひ、ご一読くださいませ。
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Talked対談【“のん”という熱量が生んだ映画『Ribbon』 】(前編)
製作統括・福田 淳×エグゼクティブ・プロデューサー・宮川朋之
宮川友「のんさんの場合はプロの脚本家ではないから、本自体は粗削りなんですよ。そもそものんさんの中に“プロ”という概念自体がないかもしれないけれど、熱量が凄かった。その熱量を整えてしまっては、面白くないなと思いました。
福田さんが意図されていることもきっと、「この熱量を、そのまま形にできないか」というところだろうと思ったし、それがいちばん、のんさんのよさを出せるだろうな、と。お声かけいただいた瞬間、そういう予感と確信が同時に沸き起こりました。なので、「もちろんやりたい!」となったわけです。
伊丹十三さんは、劇場映画第1作『お葬式』をはじめ手掛けられた10作品全てで脚本・監督・俳優を一人で務めましたが、さらにその権利も全て伊丹プロダクションが保有しています。つまり、伊丹さんは作品のクオリティと劇場上映やテレビ放送などの窓口を一括してコントロールするという、今日にも通じるコンテンツビジネスを形作った先駆者でもあります。福田さんとのんさんのタッグということは、そのようなスタイルを再現する可能性も大いにあるだろうと思いました。」
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