【対談】「エンターテイメントのこれから」(AC6 vol.)並河進さん(電通)と対談
仲良しの並河進さん(電通)と対談させてもらった。
新刊「好きな人が 好きなことを 好きになる」の解説から始まって、
AI時代のクリエイティブ、エンタメ業界のあり方についてざっくばらんに話すことができた。
並河さんと話すといつも知的好奇心を駆り立てられる。実に楽しい。
マーケットに解はあるようで解はない。人は街をよく観察し、思いついた好奇心(仮説)をどうトライ(実証)するかが大事で、奇なる発想こそが社会にイノベーションを起こせる。日本人のように「個」より集団の考えを重じる忖度社会にあって、AIの出現は自分たちの過去から呪縛を解くキーになる。AIは、自分が考えたこと(プロンプト)を前提に、物事をたくさんの角度から見ることができるツールだ。自分の脳を瞬時に拡張(インスパイヤ)させることができる。それによって、より「個」を強くすることができるのではないか。人がどう考えるかなど、余計なことは考えなくて良い。なぜなら、他人が考えていることを知ることは永遠に不可能だからだ。それを類推する意味もない。むしろ自分が世の中をどう考えるかを考えることが必要なのだと思う。ありとあらゆる人が自分(=個)を持っていれば、多様性の理解が進み、生きやすい社会になると信じている。
AIが言語の壁やプログラミングの壁を平気で破る様は、鎖国状態にあったニッポンを再び黄金の国にする可能性を秘めているのだ。
残念ながら、ACCに加入しているクリエイター、広告関係者しか視聴できないのでご了承くださいませ。
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タイトル:「エンターテイメントのこれから」(AC6 vol.😎
配信: 2024年 7月10日(水)11時より、1か月限定(8月9 日(金)17:00迄)
視聴可能: ACC会員社 限定
https://www.acc-cm.or.jp/about/members.html
主催: 一般社団法人 ACC (ALL JAPAN CONFEDERATION of CREATIVITY)
http://www.acc-cm.or.jp/
公式YouTube
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