プーケットで出会ったサウナを、富士山麓に。

タイのプーケットで、いくつかのハーバルサウナを体験した。
ハーバルサウナは、通常のサウナに「薬草(ハーブ)」を加えた蒸気浴のこと。
単にハーブを蒸すタイプもあるが、より強烈なのは、独自の釜で煮出した蒸気で温め、発汗を促すタイプ。ここでは、サウナの後に氷風呂に入るのが気持ちいい。と言っても、1分ももたない。手足が痺れて風呂から出られなくなる。でも、気持ちいい!!
ハーバルサウナは、タイ伝統医療の一環(特にタイ南部はハーブが豊富)で、フィンランド式サウナの派生ではないのだ。よく使われるハーブは、レモングラス、ミント、カモミール、ジンジャー、ユーカリ。タイ南部では、これに加えて、ターメリック、カフィアライムの葉、パンダンリーフなど地産地消のハーブも使われる。
タイでは数百年前から、薬草を煮出した蒸気を浴びる療法が行われてきた。ランナー王国時代(13世紀)は、仏教寺院と結びついて僧侶がハーブを調合し、竹や木で作った簡易スチーム小屋から始まった。
ハーバルサウナが、北欧発でないのも知らなかったし、タイ南部がデトックス文化で一部のマニアから注目されているのも知らなかった。
同じような施設を、いま私が手がけている富士山麓ヴィラ(十里木温泉)にも作りたい。それにはまず独自の釜を設計してもらわない、と。







