双葉社のインタビューサイト「THE CHANGE」でロングインタビュー第3回公開中(全4回)

「THE CHANGE」のインタビュー、全4回のうちの第3回が公開されました。今回は、業界の当たり前をひとつずつ解いていった話をしています。
先日、はるな愛ちゃんのドラマ(Netflix『This is I』)を観ていて思い出したのですが、彼女とお仕事をご一緒したのは、三軒茶屋の小さなスナックのカウンターで、あややのモノマネをしていた頃からの縁でした。振り返ると、そういう出会いは全部、僕が街をウロウロしているところから始まっているんです。ウロウロすれば出会いが増える。面白い人や、困っている人の話を聞く機会が増える。
東北新社の植村さんのもとで、僕はメディア業界のボスの方々と面識を得ました。そこで教わったのは、誰と誰がどうつながっていて、どこに話を通せば物事が動くのか、という人脈の使い方そのものです。つながりを持っているだけでは意味がない。どう使うかを熟知していたことが、その後ずっと効いています。
のんちゃんと初めて会ったのは2015年の末でした。とにかく本人が才気にあふれていたので、「やりましょう」と。それと、圧倒的な透明感。今も同じ輝きを持っています。
もちろん、簡単ではありませんでした。職業柄、俳優さんやタレントさんには数え切れないほど会いますが、彼女は普通の人と違うものを持っていた。一言二言交わした瞬間に、この人はすごい、と思った。だったら、テレビ局がダメならネットがあるじゃないか、と。
当時は役者がSNSを使うこと自体が敬遠されていて、禁止のような風潮すらありました。ならば積極的に使おう、と。これまでの市場ではない場所での映画や演劇、ネット発のCMやドラマ。絵を描くのが好きな人なので、アート展も。才能を開発し、その仕事を持ってくるのがエージェントの役割です。
当時は、スポンサーと直接契約するしかない状況でした。代理店の皆さんには、それぞれの立場と事情がある。長くお世話になってきたからこそ、その難しさもよくわかる。だったら、こちらから動けばいい。長く営業をやってきたので、スポンサーの顔は知っている。ならば自分の足で伺おう、と。動きにくいのは日本国内だけの話なんだから、香港で営業しよう、韓国で撮影しよう、と。タイの駅前で彼女の巨大な看板を見たときは嬉しくて、すぐ写真を撮って本人に送りました。
ハリウッドもかつては口約束の世界で、そこに弁護士や会計士が入って近代化していった。日本はそれが5、6年遅れてくる。2015〜16年は、ちょうど日本の芸能の「オレ、オマエ」の世界が変わりはじめるタイミングだったのだと思います。戦後の米軍基地から始まった日本の芸能界の創設者たちが80歳になっていく中で、自分の知見でビジネスモデルをもっと透明性の高いものにできるんじゃないか、と考えた。それだけのことです。そんな大それたことではないんです。
▼インタビュー全文はこちら
https://futabasha-change.com/articles/-/2951
▼書籍情報
『結局、熱狂できる人がうまくいく。 タブーを恐れず成果に導く60の金言』(PHP研究所)発売中
四六判並製/224ページ/定価1,980円(税込)
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