ポストコロナ考 : リモート・トラスト力を身につけよう!
コロナ以前は、”働く”の意味は決められた場所に混んだ電車で行って、みんなで集まって話し合って、決まったことをやることだった。
しかし、コロナ後は”リモート・トラスト”(Remote Trust)が問われるようになる。
リモート・トラストとは、会った事のない人と信頼関係を築いて仕事を完結させる能力のことをさす。例えば、億単位の仕事を知らない人に発注できるのがリモートトラストとなる。
いまは、単にリアルに知ってる身内とのリモートのやりとりに過ぎない。これが、ポストコロナにはリモート力が必須のビジネススキルになるだろう。
中国人やアメリカ人などの大陸系の人たちは、もともと国が広いので リモート取引に慣れている。ニューヨークとロサンゼルスや北京と上海で普通に知らない者同士で仕事ができる。だから、彼らは遠い相手と頻繁に電話で話している。日本みたいに目の前にいる部下にLINEしたりする”ふみ文化”では今後ビジネスを広げていけない。
日本人は、接待して、仲良くしないと仕事を発注できない島国根性を、どう直すかがポストコロナの大きな課題になる。