ブランディングとは、消費者の信用スコアを積み上げる歴史である。
みんなが信じる価値の話し。
周りにいる友だちに、健康に良いお茶とかサプリある?って聞くと百人百通りの答えが返ってくる。
地方に言ったり、海外の知り合いから、物凄く健康に良いものを見つけ教えてもらうことがある。でも、希少な薬草だったり、実に合理的なサプリでも、本当に健康に良いのか、自分にあっているか検証している人はいない。あるのは、頭が考える曖昧な実感値に過ぎない。
深夜の長尺CMでゴマの成分とか長寿の秘訣になる何かが、いかに科学的な裏付けがあるかを主張するが、消費者自らが根拠を立証することまでしない。
もしかしたら自分が信じるサプリが全部プラシボ効果で、まるで体を素通りしているかもしれないのだ。
いや、むしろコーヒーや多くのカフェインをとっていても、これが健康の秘訣という人もいるくらいで、優れているから価値があるともいえない。
そうなってくると、素晴らしい薬草を見つけた時にどう説明すればいいのだろうか?
大量のCMをうって、一気に認知を高め売るしかないのか。
わたしは、こうしたマス・マーケティングだけではなく、SNS時代ならではのブランディングが必要なのではないかと考えている。
ブランディングとは、信用の積み重ねである。エルメスは、クラフツマンシップに則った素晴らしい製品であることを前提に、洗練されたデザインと巧みな色彩感覚によって、消費者の信用スコアを積み上げてきた。信用の歴史がブランド価値になっている。
さて、「ポルトジンユ」の話しである。
別名「沖縄マンジェリコン」とも呼ばれている。大昔ブラジルからやってきたハーブで、血糖値を下げ糖尿病に絶大な効果があるらしい。
近所の友だちバリが庭から採ってきてくれたので、煎じて飲んだ。想像よりクセはない。
沖縄には、長寿に役立つ薬草が山ほどある。興味ある人が多いようなら、乾燥させて燻って「ポルティー」として、みんなに分けようかな。
とりあえず毎日飲んでみることにする。