水棲人間のススメ
海に潜ったり、山へ登ったり、自然への回帰が、必ずしも都会の否定、人類に文明の否定ということにはならない。将来、人間が陸に住めなくなれば、再び水中に棲むことだってあり得る。
アクア説(Aquatic Ape Theory)によれば、ヒトが類人猿と共通の祖先から進化する過程で、水中生活に適応していた歴史があった。
直立歩行、薄い体毛、厚い皮下脂肪、意識的に呼吸をコントロールする能力といった他の霊長類には見られない特徴があるのがその根拠となっている。
生後間もないベイビーは水を怖がらず、水中で反射的に息を止める能力を持っている。
人の鼻の穴が下を向いているのは水が入りにくいように適応したからという説もある。
そう考えると面白いな。
今年も沖縄の海にたくさん潜ることができた。半年で18カ所。
空を飛んで世界中に行くこともできなかったので、この地球に残された広大な海資源の可能性について思いを馳せる。
◆参考: 沖縄で行ったことある島とビーチ一覧。
https://bit.ly/2WqMhGb