双葉社のインタビューサイト「THE CHANGE」でロングインタビュー最終回公開中

「THE CHANGE」のインタビュー、全4回のうちの最終回・第4回が公開されました。今回は、突破力の源泉や、いま注目しているアーティストについて話しています。
僕がいまこうしていられるのは、全部、東北新社の植村伴次郎さんのおかげです。植村さんは新橋のバーテンダーから身を起こして東北新社を創業した、いわば当時のスタートアップの人。9年間かばん持ちをして、歴史のしがらみを軽やかに飛び越えていくその感覚を教わりました。自分のオリジナルは一つもなくて、いまでも「植村さんだったらどうするか」と問いかけている。盛田昭夫さん、松下幸之助さん──そういうすごい先人たちのモノマネをして、霞を食べて生きているような感覚です。
STARTO ENTERTAINMENTのCEOは2年務めました。伝統ある会社の火を絶やしてはいけないと、コンプライアンスを整え、サブスクを解禁し、海外公演も活発にして、一定の成果は出せたと思っています。もともと二期でと考えていたので、達成感もあり、積み残した感覚はありません。これに限らず、どの課題でもあまり積み残しがないんです。しつこく集中して仕事するので(笑)、目の前のことが片づかないと次に行けない。人生で一番大事なのは自分の総時間で、次の課題、また次の課題へと関心が移っていく。それだけなんですよね。
最近、心を動かされたのは、ちゃんみなさんや、HANAのロサンゼルス公演。2万人の観客の中で、日本人だけでなくアメリカ人にも受け入れられたのは、ビジネスとして本当に素晴らしいことだと思いました。
もうひとつ、久しぶりに『ゴッドファーザー』を観直したんです。あれは要するに、人徳を積む話、信用スコアを上げる話なんだと読み解けた。お金では動かないが、人の信頼で動く。振り返れば、僕がエンタメ業界で40年やってこられたのも、人を裏切らず、エグいことをしなかったから信用が積み重なったのかなと。徳を積むって大事だなと、改めて思いました。これも自分の手柄ではなく、ほぼ無関心なくらい自由に育ててくれた両親のおかげです(笑)
人生に変化を起こすために必要なのは、キュリオシティ(好奇心)。「みんながそう言うから」という空気からいかに逃れるか。僕は「これはダメだよ」と言われるのが大好物で(笑)、”かわいく逆らう”ことは絶対に必要だと思っています。会議で全員がAに傾いていても、真っ向から「違う、Bだ」とは言わない。「いいですね、じゃあBの要素を足したらAがもっと強くなりませんか?」と返す。本当は全然組み合わさっていないんだけど(笑)、そう言うと相手も「そうかもな」となる。合理的な判断なんて、実はめちゃくちゃ少ないんです。
自由がいい。競争原理の厳しい世界だからこそ、わけの分からない規制より、絶対的に戦える環境があったほうがいい。事務所が守りすぎず、少し失敗しても挑戦できる土壌を、いつも与えてあげたいと思っています。
▼インタビュー全文はこちら
https://futabasha-change.com/articles/-/2952
▼書籍情報
『結局、熱狂できる人がうまくいく。 タブーを恐れず成果に導く60の金言』(PHP研究所)発売中
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