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【MET GALA 2021】の経済効果!ファッションが貢献する美術館運営

【MET GALA 2021】の経済効果!ファッションが貢献する美術館運営

ニューヨークの「メトロポリタン美術館」(MET)で恒例のファッションイベントが開催された。

今年の共同ホストを務めたビリー・アイリッシュ、アマンダ・ゴーマン、ティモシー・シャラメ、そして大坂なおみ。4人にとって初めてのメットガラだった。この辺りのキャスティングがとっても上手。

二枚目の写真は、共同ホストの4名と、名誉ホストのトム・フォード(右端)、インスタグラムCEOアダム・モセリ(左端)、そしてアナ・ウィンター。

MET(メトロポリタン美術館)における「ファッション」の地位は極めて低い。アート分類の中でも、最低ランクに位置付けられており、セクションは窓のない地下にある。

それでも、VOGUEアナ・ウィンターの強力なパワーでこの行事をブランド化させ、これによる収益はコロナ前の2019年に過去最高のUS$15m(16.5億円)を記録している。

METの約20のセクションで一番 評価されていないファッション部門が一番稼ぐ、という皮肉。ちなみに、一般参加は1テーブル2,500ドル(30万円)程度。

METの年間運営予算は3億2000万ドル(352億円)。
年間36億ドルの寄付金(4,000億円)もある!この文化に対する市民の理解が凄い!

METのアート購入額は、2016年が62,515,000USD(7,000億円)、2017年が28,035,000USD(3,000億円)とばらつきあるが、非常に高予算。

ちなみに、日本の美術館で一番アート購入予算があるのは国立新美術館で9.03億円(2016年)。国立西洋美術館で3.06億円。METの1%くらいよ…トホホ。

Met Gala 2021: Celebrities, Red Carpet, Theme & More
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