アフターコロナ考 : 京都は新しい信用スコアをつくりグローバル化させる
仕事で京都に来ている。
祇園がこんなにもひっそりとしていることは、かつてなかった。
コロナによる街の停止は、アフターコロナにどんな作用をもたらすのか?
「一見さんお断り」と「インバウンド活性化」の矛盾を解消するDX発想が必要だ。
特にここ数年は観光頼りの京都経済がコロナで70%の収入減となった。
この機会に徹底的に、構造改革をしないとダメ。
まず、”ここだけしか楽しめない”ものを解放して、すべてにオンライン販売!という訳にはいかないだろうから、リアルでの顧客をオンライン化しサロンにしたらどうか。
いまでも並ばないと買えない菓子や甘物があるが、これについてはオンラインをベースにした信用スコアを導入し、積極的に販売すべし。
例えば、よそ者でも予約をきちんと履行する回数が多い人は信用スコアのレベルをあげ、アフターコロナにはVIP扱いすれば良い。信用スコアが高い顧客の知り合いにも門戸を広げていく。それが海外からのツーリストであってもだ。
つまり信用の範囲を京都という地域や歴史だけに置かないで、新しい信用の条件を定めることによって、21世紀に通じる街にしたらいい。
来年の寒くなる前には、ワクチン・ツーリズムを導入し、訪れる観光客すべてに無料ワクチンをうつのも良いと思う。
追伸:
焼き鳥の「侘家古暦堂」のメニューを見ていたら、山崎のサントリー工場の写真とウィスキーの種類が豊富だったので聞いてみたら、総料理長秋山 達行さんが山崎出身だった。同郷!
ちなみに最後の山崎のグラスは宿泊した「HOTEL THE MITSUI KYOTO」のバー。いまはここしかお酒がでない。宿泊者のみ。