展示概要 「釋永由紀夫 釋永陽 父娘展」
友だちであり、スピーディ・チャイナの役員もやってくれている Tim Huang から「ミスターシャクナガのアートを見に行け!」と盛んに言われたのが2020年のはじめだった。
ティムや中国で成功したビジネスマンは、みんなスティーブ・ジョブスに憧れている。
陶芸家 釋永由紀夫さんは、ジョブスが亡くなるまでの10年間、彼のために作品を作り続けた。
彼らにとって、ジョブスが愛したアーティスト=ネ申!なのである。
そんな話をきいて、早速 坂之上洋子さんと一緒に富山まで行き、作品や制作現場、窯をみせてもらった。(2020年3月6日の様子は下記ブログ参照)
http://spdy.jp/news/s3621/
ジョブスが好きになるのも無理はない。釋永さんの作品は、非常に洗練された発想で、上品に仕上げられていた!漆黒のお椀の中は宇宙と煌めく星たち、赤みを帯びたお皿は大地、を彷彿とさせた。吸い込まれるように魅了された。
釋永さんは、カーブの美しい黒い大皿を手に取って「もっと大きな作品を作ってみたい」という。
あゝ、そんな作品をロサンゼルスのスピーディギャラリーで展示できたら良いのに!
そう思いなからギャラリーをあとにした。
追伸: 釋永由紀夫さんが会場にいらっしゃると思わず、こんな夏休みな格好で行ってしまい大変失礼しました!
◆展示概要
「釋永由紀夫 釋永陽 父娘展」
期間: 2021年7月6日から12日
場所: 柿傳ギャラリー
東京都新宿区新宿 3-37-11 安与ビル地下2階(1階あおぞら銀行)
https://www.kakiden.com/gallery/exhibition/current.html