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デマとファクトを見分ける信じない哲学

ファクトベースで話せること。(あらゆる角度から事実をつかんで咀嚼する力)

根も葉もない噂や根拠のないデマを信じる人があまりにも多い。
どうしてそういうことになるのか調査したのが下記の記事だ。
◆参考
コロナ陰謀論を信じる人は,低年齢、低学歴、低所得と関連していた。陰謀論を強く信じていることは、科学に対する不信感や公衆衛生対策を遵守したくない人が多い。(Int J Environ Res Public Health 2021/6/11)
当初、武漢の出来事と思っていた日本人がプリンセス号のクラスター発生を経ても、まだどこが非現実的な出来事と捉えていた。
しかし、”志村けん”さんが亡くなったことで、ワイドショー文化の日本は、瞬く間に 頭の中がコロナでいっぱいになった。
こうなってくると、もうアメリカの話もロンドンの話もシンガポールの話も、北京の話も頭にはいってこない。この状態のことを自著「パラダイムシフトできてる?」で”ワイドショー脳”と説明した。
◆参考「パラダイムシフトできてる? : ポストコロナ時代へ」 (Speedy Books)
“ワイドショー脳”は、巨視的な視点を奪う。視野を狭められた人々は、噂やデマを一気に信じる状態におかれるのだ。
ワクチン陰謀説や過剰な副反応の報道は、ファクト(あらゆる事実を多角的にみる)から目をそらす作用がある。
最近は、みんなが2回目の接種をする前夜なので「2回目うったのに陽性になった!」というニュースが多くなるので見破りやすい。
例えば、下記の記事読んでどう思います?
◆参考
ワクチン接種受けた21人がコロナ感染…専門医「2回接種して」「感染防止策は継続を」
「ワクチンうってもダメじゃん!」と思うよね? でも、この記事をひたすら他の検索しまくってみると…こういうことがわかる。
「今回発表された21人の接種から発症までの日数の平均は、1回接種が5.1日、2回接種が8.3日。体内に「十分免疫ができていない時に感染した」可能性がある。」
この事実は、この件を物凄く知ろうとしない限りわからない。すべての感染者は、抗体ができるほどの日数が経っていないのだ。これが全員2回目接種から4週間以上 経ってたら、こうならない。しかも、1回しかうってない人も含めて誰も重症化しておらず、すべて軽微な症状とのこと。
みなさん、事実を立体的にとらえ自己否定しながら「信じないことの大切さ」を学びましょうね!
◆参考
『信じない』大切さ ノーベル賞受賞・本庶佑教授の教え