韓国の現代アーティスト「テホンソン・ウェ・ギョン」(Tae Hun-SON Oe Kyung)を探して…
もう4年間もこのアーティストの行方を探している。
2017年の12月にパリで開催されたアートコンペティション「サロン・デ・ボ・ザール2017」(Salon des Beaux Arts 2017)に行った。
150年を超える歴史あるフランスの美術団体が主催している。1648年に設立された王立絵画彫刻アカデミーの流れをくんだサロンで、フランス歴代大統領が後援する唯一の団体でもある。
場所は、ルーブル美術館の地下にある「カルーセル・デュ・ルーブル」(Le Carrousel du Louvre)で行われた。
そこで、韓国の現代アーティスト「テホンソン・ウェ・ギョン」(Tae Hun-SON Oe Kyung)と出会った。
素晴らしい点描のシリーズ作品「From the point 2017」 (Oil on canvas 130 x 130cm)の仕上がりが素晴らしすぎる。これ写真じゃわからないけど、本物の迫力は圧倒的だ。
本人と話したら、毎日5時間の瞑想後に10時間描き続ける。それを3ヶ月間 続けて1枚の絵を完成させるとのこと。なんてストイックで凄いの!細かい点描を油彩で表現。見ていると 遠い宇宙の果てに行くことができる。
テホンソンは、帰国したら韓国を離れミャンマーの仏教大学に入って勉強したいと言っていた。
そして彼女は、このアートイベントの金賞(Medaille d’Or)をとったのだ!パリ、流石に見る目がある。
↓当時の記事
Contemporary Artist TaeHue Son Oe-kyung Gripped the International Stage
帰国後、テホンソン・ウェ・ギョンの個展をわたしのロスのギャラリーで開催できないか、韓国語のわかる彼女の友人 Ji Youngを介してメールしたが返信なし。テホンソンは、通信手段を全く持っていないのだ。
どうしてもテホンソンの行方を知りたい。ご存知の方がいたら手がかりでもいいから教えて欲しい。
やはりチベットに行くしかないのかもしれない。