Talked対談【“観る”から“聴く”へ Voicyが変える、音声メディアの未来】(前編) Voicyの代表取締役CEO 緒方 憲太郎 x ブランドコンサルタント 福田 淳
緒方さんとは同じ関西人なので、テンポが合う!
緒方さんは音声版YouTube「Voicy」を創業し、新しいラジオの形を提供している。私なんかも、日経ニュースはVoicyの音声で毎朝聴いている。
20世紀が映像の時代とすると21世紀は音声の時代だ。スマホも家のことも全て音声で制御しつつある。
まずは、対談読んで緒方さんの型破りなエネルギーに触れてみてね。本当は、音声版でやるべきだった…
——————–
Talked対談【“観る”から“聴く”へ Voicyが変える、音声メディアの未来】(前編)
Voicyの代表取締役CEO 緒方 憲太郎 x ブランドコンサルタント 福田 淳
緒方:「”一番いい商品を比較して選びたい!”と言う人はもういなくなってしまった。なぜなら、選択肢が多すぎるからです。だから”好きと思えるかどうか”で選んでいますよね。
自分のインフルエンサーが紹介してくれているかどうか、とか。そういう情報が「いかに正しいか」「いかに激しいか」とか、比較してトップである必要が ほぼなくなってきている中で、なぜそれを受け止めるのか。その関係性というものに近づいてきていると思います。
その中で情報というのは、じつは2パターンしかない。それは「手で作って目で入れるか」「口で作って耳で入れるか」です。手で作って目で入れるときは、中間媒体で加工をして目に入れるので、加工量が役に立つ。でも、口で出して耳に入れるものは、こちらの出した振動量をそのまま相手の耳に入れるので、緊張感とかテンションの上がりようなども、全部そのまま届いてしまう。今まではそこまでの必要はなく、「発信者はどう思っていてもいいから、面白いものをくれ」とか「役に立つものをくれ」というところだった。それが「この人はどう思っているのか」というところまでも重要になってくる。涙ぐんでこの話をしているのかとか、「どう思っているのだろう?」ということが、みんなむっちゃ欲しくなっていると思うんですよね。」