本当に解放された気分になる。

ロスには、東京の閉塞感（マスク警察的な忖度社会）がまるでない。

恐ろしいほど剥き出しになった「個人」が社会の主役なのである。だから、コロナの収束、いや正確にいうと国や州の判断ではなく、個人の気分による収束感が割り切っていて、もう過去のものになっている。「なっても軽症だし、問題ないじゃん！」って感じが素晴らしい。

人の「やる気」が半端ない。「これって本当にできるのかな？」って問題が起きた時に、東京だとものすごく緻密に話し合って、時間をかけリスク要因を検討し、でいつの間にか旬を過ぎてしまう。私が東京では、なんでも時間かけなくてスピーディにやるのでビジネス面で勝てることが多い。だから東京でのビジネスは簡単で良いのだが…。

ロスでは「思ったらやる」って直情的な人が多いから成功でも失敗でも結果が早い。「オレ、できる。」って言い出す。そして、実際はそんなに出来てない(笑) そこがまた良い。出来もしないのに言うなよって評論家的な人もおらず、「やったけど出来なかったねぇ」でおしまい。

時間かけて緻密に検討して成功させるなら日本だけど、とりあえず試してみようってことで早く可能性を見出せるのはロス。どっちも良いところ悪いところあって面白い。

私は、両方の良さを取り入れてやっていきたい。とりあえずやってみて、ダメだったら緻密に考えてやり直す。何度でも。