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ロサンゼルス、街のエネルギーが人をクリエーティブにする | 株式会社スピーディ

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ロサンゼルス、街のエネルギーが人をクリエーティブにする

ロサンゼルス雑感
・前回も今回も異常気象で空はグレーが多かった。
・今年の夏は来ないって思う人が増えている。それくらい寒くて曇り空が続く。
・街にはカイエンとテスラしかいない。SUV好きなんだね。
・東京が観光客だらけに対してロスはほぼ観光客が少ない。ドル高の影響か?
・ダウンタウンが盛り返してきたらしい。街のチカラは凄いよね。
この街に来ると人のエネルギーに感化される。みんな適当に一生懸命やってる。一生懸命さの前提が必ずしも真面目ってことではない。もちろん真面目に言ってるんだろうけど、言わざるを得ない風土から来ているのだと思う。多民族国家で移民も多い。全ての人のルーツも違えば習慣も違う。そういう社会において、己を表現して生きることはタフなことであり、またそれが普通なのである。だから日本人よりも一生懸命話して人とコミュニケーションするのだ。
自分がやりたいこと、相手が何を考えているか、繰り返し確認して暮らしていかなければならない。同じことをものすごく何度も言って確認して疑問に思ったら納得するまで話す。
場の空気は絶対読まない。いや読めない。人の考えていることは想像でわからないから、わからないことは考える必要がない。もしくは、興味があれば質問するだけだ。そう考える。日本の良さもあるがアメリカの良さもある。しかし、この地においては「誰かが自分のことをどう思っているか?」などという哲学問答はない。「誰かがやるかもしれないことを察知して事前にやる」なんてことをしようものなら「その誰かは、それをやったのか?」と質問されるのかオチだ。つまり忖度という概念が存在しない。お互いにわかりあうためのコミュニケーションは面倒だが、想像で動かないので、それはそれで楽なのである。
私は、自動的に相手を察してくれる日本も、わかんなきゃ聞きなよってアメリカも好きだ。