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大塚久美子さんと語る、経営に必要な「熱狂」と「愛情」。事業承継に求められる合理性とは。【THE21オンライン対談・後編】

Webマガジン【THE21オンライン】大塚久美子さんとの対談の後編が出ました。
僕がずっと言ってきた「熱狂」を、大塚さんは「愛情」と言い換えました。自分のエネルギーをどれだけ注ぎ込めるか。同じことを指しているのだと思います。
だからこそ、愛情を注げない仕事、熱狂できない仕事のために毎日満員電車に揺られるのは、もうやめたほうがいい。僕自身、生まれてから一度もそんな働き方をしたことがありません。何かを見つけたら、大切に育てて、水やりを欠かさない。そうやって熱狂を注いできました。

ただ、愛だけでは経営は回らない。対談で面白かったのは、大塚さんが紹介してくれたファミリービジネス研究の「娘婿理論」でした。娘婿の社長は業績がいい。外から入った第三者だから、生まれ育ちによる「洗脳」がなく冷静に判断できる。それでいて、子どもの将来がかかっているから愛情も本物になる。愛と合理性が同居している状態です。

この「承継」というテーマは、僕にとっても他人事ではありません。いま、すべての経営者に向けて、『バトン・ラボ』(仮称)という構想を進めています。誰に、何を、どう渡すのか。これまで属人的な勘と情に委ねられてきた事業承継を、創業者のゲノムや行動のデータから読み解いて、仕組みとして設計できないか。同族企業に限った話ではありません。愛情が要る領域だからこそ、合理性の側から支える道具がいる。娘婿理論の話を聞きながら、その確信が強まりました。

大塚さんは、ご自身の本を書いてみて改めて気づいたこととして、こう仰いました。「失敗しても、なぜ失敗したのかと問い続けること。そして、バッターボックスに立ち続けること」。
僕も同じ考えです。熱狂は特別な才能じゃない。今日もまたバッターボックスに立ってみようと思えること、その積み重ねです。100回失敗しても、101回目に立てばいい。

▼Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8199cbfc4fc4aec92cd6c572937eba21ae790f5

▼THE21オンライン
https://the21.php.co.jp/detail/14819

▼大塚久美子『後継者不足時代の事業承継 当事者の視点で考える』(集英社新書)
https://www.amazon.co.jp/dp/4087213862

▼福田淳『結局、熱狂できる人がうまくいく。タブーを恐れず成果に導く60の金言』(PHP研究所)
https://www.amazon.co.jp/dp/4569861245

 

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