終戦、、、人と争わない、平和を続けること。
戦争を経験していなくとも、その悲惨さは想像すればわかる。
今日8月15日は、日本では終戦記念日。海外では勝利記念日。
いまから74年前、1945年の8月9日午前11時02分。アメリカ軍が長崎市に原子爆弾を投下した。 当時の長崎市の人口24万人のうち約15万人が死没。その3日前、広島市にも原爆投下が行われ約20万人の一般市民が死亡した。合計35万人が亡くなった。
数字は残酷だ。総数をみても、少しも実感がわかない。でも、自分の両親、兄弟、友だちが全員一瞬で亡くなったと想像したら、どんなに恐ろしいことか想像できる。それが本当に起きたのが先の大戦なのである。
歴史上、実戦で使われた核兵器は二発とも日本に落とされた。日本は敗戦を経験し、恒久平和を誓った。戦後、国内はもとより海外でも、戦争で一人も殺戮してない日本。
悲惨な戦争体験を後世に伝え、改めて不戦を誓うべきなのである。
74年も前の話でリアリティがないのは当然だろう。それが戦争の悲惨さを風化させ、それを知らない世代は再び政治の傲慢により社会の分断にさらされている。不必要に他民族に対して多くの憎しみを持つようになっているのが現代である。
旅をしてほしい。
世界中を旅すると、自分がいかにぬるま湯で過ごしているかがわかる。海外にいるときは、自分は外人である。アジア人というだけで差別されることもある。でも、韓国でも中国でも中東でも友だちができる。友だちになると、どんな民族だろうが関係なく大切に思える。
行ったことがある国に天変地異や災害が起きたら、家族のことのように心配する。
考えてほしい。
結局、みんな同じ人間で、いろんな宗教、いろんな異性の好み、いろんな政治状況、いろんな経済状況の中で生きている。自分も含め生まれたきた子どもは親も生まれる土地も選べない。
だから、考えてみてほしい。自分と違う意見の人の話をよく聞いてみよう。違いを認め合って話してみよう。人が自分と違う意見をもつことに苛立たず寛容でいよう。
そして、行動してほしい。
実は、これはあなたにいっているのではない。すべて自分に言っているのだ。この3つのことが出来るように日々 頭をぶつけながら行動したい。我慢強く、諦めない。繰り返し失敗しても、明日は今日よりきっと良くなると信じて生きる。これしか自分にできることはない。