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ゲノム解析により、自分にあったガン治療ができる時代 (プレシジョン・メディシン)

プレシジョン・メディシンとは、ゲノム解析に基づき個人に合った精密医療(あるいは個別化医療)をすること。

それぞれの人の遺伝子変異などを詳しく解析して、その結果に応じた適切な薬を処方するといった意味になる。2019/10/22号「NEWS WEEK」では、ゲノム解析をAIでチェックさせることで癌の原因DNAを突き止め直す薬をつくる試みが紹介されている。

ちなみに、ゲノムとはDNA情報が1式(2セット)含まれている状態をさす。遺伝子はDNAの一部をさす。遺伝子情報の入ってない部分もある。

ゲノム > DNA > 遺伝子

ヒトゲノムは、30億の塩基対からなるヒトの設計図である。そこに2億個の遺伝子がある。
実際、癌とは細胞内のタンパク質が問題で、免疫力が弱ると、細胞を変異させ悪いコピーを増殖させる。

薬の標的は、遺伝子ではなく、タンパク質なのだ。そのタンパク質のパターンの事例をひたすらAIに読み込ませ、悪い動きを封じるための処方をみつけていく。だから、一律の放射線治療がみんなには効かない。遺伝子検査を癌の標準治療にすべきなのだという。

 

記事は下記より
http://www.amazon.co.jp/dp/B07P8LHS1N