気候変動に関するわかりやすい最新情報 by NPOスピーディ・ランド・トラスト
NPOスピーディ・ランド・トラストを立ち上げ鋭意準備中です。
3月には公式ウェブサイトを立ち上げ、いよいよ本科的に活動したいところ。
パートナーであり共同代表の清水イアンくんから、いつも定期的に状況のアップデートをしてもらっている。
地球温暖化の話をしていると、地球が温暖化してるのは近視眼的な見方であって、巨視的にみたら間氷期に向かってるんだよ、と言う人がいるので、イアンくんから論破できる資料をもらった。以下の通り。NASAがピシッとした資料だしとる。
以下、3つのデータに注目してね。
1. GISTEMP Seasonal Cycle since 1880
産業革命前と言われる 1880 年から2019年に至るまでの140年間の地球表面の平均気温を毎月トラッキングしたグラフ。
ご覧の通り、青(1880)→ 赤(2019)へと上昇していることがわかる。地球の温度は過去 140年間で確実に2度くらい上昇している。(データ元:NASA GISS)
https://data.giss.nasa.gov/gistemp/graphs_v3/
2. NPO Tuvalu Overview
2019年の異常気象、自然災害を見える化したスライド
http://www.tuvalu-overview.tv/
3. Global Temperature Anomalies from 1880 to 2019
Visualizations by Lori Perkins Released on January 15, 2020
アメリカ海洋大気庁によると 2019年は観測史上 2番目に暑い一年だった。それが
ひと目でわかる動画が 1月15 日に NASA ウェブサイトからでている。
ちなみに、世界の気温が上昇していることには、大気を研究している世界の5主要機関(下記参照)が合意している。
NASA, NOAA, the Berkeley Earth research group, the Met Office Hadley Centre (UK), and the Cowtan and Way analysis
https://svs.gsfc.nasa.gov/4787
4. Annual Arctic Sea Ice Minimum 1979-2019 with Area Graph
Visualizations by Trent L. Schindler Released on January 10, 2020/ NASA
北極の”最小海氷範囲”に関する動画。最小海氷範囲とは「海の上にある氷(海氷)が一番少ない時」のこと。
NASA は1970年ごろから北極の海氷の面積をトラッキングしている。北極の海氷が極端に減っているのがわかる。
https://svs.gsfc.nasa.gov/cgi-bin/details.cgi?aid=4786&button=recent