CEOアクティビズム : 社長の顔が見える企業経営 とは?
CEOアクティビズム、という言葉がある。
リーダーが、自社の利益に直接関係しない社会問題や政治的問題に対して発言し、行動を起こすことをいう。
芸能界でも、小泉今日子さんが政治の話をしたり、ローラが環境の話をして賛否両論になるが、こういう世界的な潮流を考えると、これらの発言はごく自然の流れなのだろう。
20世紀までの企業の対外活動は、自社製品、サービスを売り込む「PR」しかなかった。(Public Relations)
21世紀になって、オンラインで個人が株を簡単に買えるようになったことで「IR」(Investor Relations:株主向け情報)が大事になった。
その次にきたのが、いくら利益が上がっていても、パワハラや慢性的な残業があってはいけないという気運から「HR」 (Human Resources:人的資源)が大事になった。
そして近年は、企業はもっと環境や社会に役立つ存在じゃないとダメだ、ということになり「CSR」(Corporate Social Responsibility: 企業の社会的責任)が大事になってきた。
この4つの「R」(「PR」「IR」「HR」「CSR」)を踏まえて、今度は、CEOが会社以外に、社会との接点をどう考えているかを述べ実行していくことが大事になってくる。
みんなが知ってる企業のCEOの顔は思いつきますか?
「CEOアクティビズム」の牽引者は世界にどう働きかけるのか
https://forbesjapan.com/articles/detail/28861