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コロナワクチンの最前線 : 国民を守るための自国での開発体勢が必要

Covid19 ワクチンの開発には、最新鋭の科学技術が活用されているのを忘れてはならない。

驚異的な早さでの開発背景には、今年のノーベル化学賞をとったゲノム編集がある。
チンパンジーがかかる風邪菌をゲノム編集でヒトに無害化することで、抗体を作ることに成功したのだ。

オックスフォード、ファイザー、モデルナと3つのワクチンの開発が最終段階にきている。
米国や英国では来月には摂取がはじまる。そして勿論、高齢者、医療従事者を先行させる。

自国開発のほぼない日本は、その後まで待たないといけない。
全国民の半分以上が接種すると集団免疫が出来、感染が収束する。
早くとも2021年初夏までかかるだろう。

今回の教訓として、日本政府は今後現れる新型疫病に備え、速やかなワクチン開発への投資を全力で予算化する必要がある。

科学技術に対する社会の理解を前提とした大きな改革をしなけらばならない。いまこそ、科学に対する重要性を再認識すべきた。