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コロナが発展させる発想の飛躍のススメ

コンドミニアムの管理部から連絡があった。
「クリーニングの取次業務の変更」があるという。最大手の一社が経営不振で配送など業務を縮小するらしい。

コロナは、ファッション業界を完全に変容させてしまった。イベントやパーティの激減、外出の激減、マスクで見かけを気にする意識がなくなり、さらにZoomコミュニケーションで顔以外の身だしなみの必要もなくなった。

人に見せるための煌びやかな衣装のニーズは減り、従ってクリーニング業務もそれにあわせて需要が減ったのだろう。

コロナがもたらした最大の功績は「人類をフラットにした」ということがあげられる。
かつて、戦争や疫病などあらゆる困難が人類を襲ったが、世界が一斉にストップしたことは無かった。人種、貧富、性的マイノリティなど、どんな”差”もコロナによってリセットされたのだ。コロナは、お金があろうとなかろうと、白人であろうとアジア人であろうと無関係にその命を奪った。

この文明のリセットを今後どう活かすかが、人類に問われている。
ワクチンが普及しても、ファッションの在り方がコロナ以前に戻ることはないだろう。
マスク文化は世界に浸透した。口紅より、アイメイクが重宝されるかもしれない。ウェストをぎゅっと絞った服よりトレパンみたいな着心地の良いものから新しいトレンドが生まれるかもしれない。

時代の大きな転換期において、いまやっている仕事の今後をよく考えてみる良いチャンスと思う。
クリーニング業は、服だけでなく、家や店舗のクリーニングにまで業務を拡大してはどうだろう?これほど、クリーニングの必要性を感じている時代はない。服を綺麗にする、から生活を綺麗にするにビジネスドメインを変化させることで、アフターコロナでの発展がみえてくる。

コロナは、人類の文明をより強く発展させるものと心得た方が良い。

* 写真は現在行われている表参道LOUIS VUITTONにあるアートギャラリーESPACEで展示されているDoug Aitken”New Ocean: THAW”にて