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桜を必要とするコロナ時代のメンタリティ

オーガナイザーと呼ばれる人たちは、常にキッカケを作り出すことができる。
あるコミュニティがあったら、有象無象の人たちをガイドしてリードしなければならない。そのために、オーガナイザーは、命題をだす。
桜を美しく撮りましょう、という命題をつくったら、人々の統制はとれてくる。
接写して撮る人もいれば、自分を含めて自撮りする人もいる。多様な表現がでてくる。
でも、その命題がないとただ通りすぎるだけの人もいる。
季節感とは、季節の変わり目を差すのではなく、人が作り出した言葉(脳内の区切り)なのだと思う。
美しい桜の花に理屈は必要ないかもしれないが、季節感を感じることで前向きになれるのなら、花見は充分精神安定剤の代わりになるのではないか。
コロナ禍でいまほど桜を必要としている時代はない。