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アフターコロナ考 : リアルティのある希望の持ち方 | 株式会社スピーディ

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アフターコロナ考 : リアルティのある希望の持ち方

時代をどうよむのか…って大局観を持つことが大事だ。

わたしは、昨年の7月の段階で、正常化まで1年半かかるという見解を示した。
どんなにロックダウンするしない議論したって、コロナがなくならない限り、自粛が続くのは前からわかっていたことだ。

昨年は、たくさんのライブが中止となりエンタメ業界に大きな損害をもたらした。
それでも年が明けると人の意識は緩む。きっと2021年の春には状況はマシになっているだろう、というファクトフルネスじゃない感覚優先の判断になってしまう。

ライブ主催者は、政府が「1/4までなら観客を入れていい」「半分まで入れていい」という言葉を受け入れざるを得ない。生きていくために仕方ないのだが、いまの段階でワクチンが行き渡っているわけでもないし、昨年と置かれた状況に変化はない。いや、むしろ死者数でみると今年に入ってから1日100人超えの日もあり悪化している。

だから、年内にライブを企画することはリスクがある。このリスクは、国がもたらしたリスクではなく、自分たちの感覚の鈍さからくるものだと自戒すべきた。

変化は、人間の頭の中の”気持ち”だけなのだ。その間に、コロナ界も座して死を待つわけにもいかず、変異種族をつくることで、子孫繁栄の策にでている。

いま、自分が首相ならこう考えるだろうと思う。なんとか任期中にオリンピックを開催して世界に認められ秋の総選挙を乗り越えたい。そのためには、7月23日まで日本型ロックダウンを続けて感染者を低くしたい。街の飲食は酷いことになっているが、株価は高くマクロ経済では悪くないので補助金なしに国民の貯金を頼りにやり過ごしたい、と思っても不思議はない。

ここでわたしの見解。ライブエンタメ関係者は、ワクチンが普及するまで企画のリスクを充分考慮すること。そして、オリンピック前は特に突然の商売の邪魔になる規制が多くなることを覚悟しておいた方が良い。DXでの展開をもっともっともっと考える。

エンタメもマクロの視点で考えたら、アフターコロナは、いま作ったデジタルの基盤と従来のライブ収入の二つが手に入ることになる。

リアリティのある希望をもとう!

◆参考記事
福田 淳 公式ブログ: 2022年1月1日にすべて正常化する(2020年7月14日投稿)
http://spdy.jp/news/s5856/

日刊ゲンダイ: 菅政権はワクチン争奪戦で惨敗 接種率0.04%はG20ワースト
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/286205

日本国内の死者数(NHKまとめ)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/