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スピーディは、面白い人の本が簡単にだせる出版社をつくります。

一年ほど前に4冊目の書籍の話があり長く打ち合わしていたが、話しが段々ショボくなってきたので止めることにした。

・過去の著作物の実績が大事、とか
・ツイッターのフォロワーはどれくらいですか、とか
・有名な方に帯を頼めますか? 頼めますよね?とか

大手版元が発売までそれなりのプロトコルがあるのは知っている。前々作が講談社、前作が小学館でやりとりは慣れている。

しかし、これでは面白い新人にチャンスが与えられるはずがない。書店はおなじみの安全パイばかり!

出版も一企業なので長い歴史と不景気によって大企業病にかかっているのだ。企画会議でチャレンジングな提案をしようものなら、「君ぃ、それは確実にヒットするのかねぇ」しか言われない。「そんなの知らぬ」である。

若い業種なら失うものがないので会社をあげて果敢に挑戦し、大きな成功を掴むことができる。わたしの居た2000年前後のIT業界はそうだった。誰でも挑戦でき、凄い成功者もでたが、同時に大量の者が成功せず市場から去った。

もともと出版やテレビ、映画など娯楽産業は一般企業と比較して、商品の当たり外れが激しい。1作品が他のパッとしない9作品の失敗を帳消しにする博打構造になっている。度胸とセンスが試されるのだ。

一旦大きな企業になると経営陣も安定施策をもとめる。その結果、映画会社はテレビのヒットシリーズしか映画にしないし、テレビはヒット原作のものしか手掛けない。さて、映画やテレビの元になるお頭の出版がつまんなくなったら、鯛全体が腐っていくのも時間の問題だ。

テレビ・映画業界もネタ元の出版不況に手をこまねいて見ているわけにはいかない。Netflixのような凄い企業が生まれた。今年のアカデミー賞では他のメジャースタジオと比較して最大のノミネート本数(24本、ディズニー超え)だった。しかも劇場で公開されていないわけなので、映画会社かテレビ局かも判然としないのだ。Netflixの成功の話はまた機会にするが…。

さて話を出版にもどそう。出版の事業構造は、作者→出版社→取次→書店となっている。娯楽産業の中で唯一在庫をもつ分野である。音楽でさえいまや配信がベースになっているが、日本のKindleの普及は鈍い。

この在庫リスクと流通経路の多さから、一番の上流である著者には販売価格のたった10%にしかならない。定価1,500円の10%150円を1万部売ってもたったの1,500,000円。準備から発売までゆうに1年くらいかかる。しかも書店の数は激減しており、1万部もの本が売れる著者は年間どのくらい居るのだろうか? これでは本を書くことを職業には出来ない。

ってことで、自分でやるしかないな。自分で出版社を興して、自分のリスクで本を出そうと思う。そして、それは自分だけではなく同時代に生きる仲間の本もじゃんじゃん出版しようと思う。どんな形態にするかは後日発表します。
続く、、、。