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新しい信用スコアで社会をリブート

今日、ケニアのビジネスマンとZoomしてた。
ケニアは、街にいる人たちの平均年齢がムチャクチャ若いらしい。
だから、カフェに居ても仕事慣れしてない”ぎこちないウェイターが、”ぎごちない”サービスをする。
どの企業に行っても、同様にその”ぎごちなさ”があるという。
そこに、この国の可能性があるというのだ。まだ社会の型にはまっていない若さが国の未来をつくる。なんて素晴らしいことなんだ。
例えば、日本は信用の在り方(信用スコア)を抜本的に見直したらどうだろう。
先日、京都に行ったとき強く感じたが、「一見お断り」なんて信用の根拠が貧相すぎる。歴史や時間が信用を作る、という考え方では老人ばかりがはびこる。
わたしは51歳で起業したが、どの銀行も口座さえ開いてくれなかった。お金を借りるわけでもないのに。普通なら「喜んで口座をお作りしましょう。頑張ってお金儲けしてくださいね」だけなのではないか。国が年取ると信用スコアの取り方がズレてくるのかもしれない。
同じ会社に長くいて、地位が高くないと信用スコアがあがらないとすれば、どう考えても信用できる層が少なすぎる!お金の流動性は無くなり社会は動脈硬化を起こす。←これがいまの日本ね。
最近は、ご贔屓だけが予約できる老舗店より、予約を守った回数の多いお客さんの信用スコアが高くなる新興のレストランがある。とても良い。時間経過や地域性に信用の軸を置かないで、年齢関係なく約束守る人が信用スコアが高いのだ。
例えば、新参者が農地を借りたいといっても貸してくれない。実績がないからという。そして、その農地は高齢化で半ば放棄された状態で朽ち果てている。土地に価値があると思っているから、そういうことが起こる。その土地からできる農作物に価値の基準を置くと、信用スコアは新規参入者が農作物をちゃんと作れるか作れないかになる。どうせ何もしてないなら、やらせたらどうか。できなくても損はない。できたら、土地の賃貸料プラス野菜をお裾分けしたらいい。新しいコミュニケーションも生まれそうだ。このような耕作放棄地が日本中にあり、農地バンクなども作られているが冴えないマッチング基準で成果をだしていない。
“若さ”は武器だ。年齢を問わず向こう見ずな”若さ”が、社会の宝なのだ。人と違うことをする人を応援しよう。ムキになって反論してくる人を信用しよう。失敗から学び再挑戦する人を最高に信用しよう!
パンクに生きること。