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ワクチン接種後の効果に関する3つの疑問に答えます! Q1. ワクチンは、次々と強くなる変異種に効くのか? Q2. ワクチン接種後、いつ抗体できる? Q3. ワクチン効果はいつまで続く?

ワクチン接種後の効果に関する3つの疑問に答えます!

(下記は、お医者さんに聞いた話しベースに、わたしの類推も含みますので気軽に読むレベルで考えてくださいな)

Q1. ワクチンは、次々と強くなる変異種に効くのか?

mRNAワクチンは、次々と派生する変異株に対応し続けられるタイプのものなので効果はあると考えられている。

まず、基礎知識。ワクチンには2種(「mRNA」と「アデノウイルス」)ある。
ファイザー/モデルナは「mRNA」
アストラゼネカ/ジョンソンアンドジョンソンは「アデノウイルス」
「mRNA」は、いまある変異株にも効果がある。(疫学調査ではなく実験上)

ヨーロッパは、アストラゼネカを打った人が多いが、ファイザーのほうが変異株に強い。mRNAを2回うって抗体できた人に、新たな変異株(デルタ株、イプシロン株、カッパ株)が効くかどうかは治験が始まったばかりだが、mRNAは、抗体価下がっても細胞性免疫はちゃんとメモリーされているから大丈夫。仮に2回接種後に変異株コロナに罹っても重症化は防げている。

コロナとはインフルエンザのように永遠につきあっていくものだから、変異株に対応し続けることで、社会はインフルエンザと同等の扱いになってくるだろう。

参考 

mRNAワクチン(メッセンジャーRNA)とは、
設計図から犯人(ウイルス)の顔を割り出し、警察がすぐに捕まえることができるワクチン。
https://kujira-zaitaku.clinic/blog/957.html

変異株でも2回接種者の90%以上に中和抗体できた 。横浜市大がワクチン効果を確認
https://scienceportal.jst.go.jp/newsflash/20210513_n01/

新型コロナワクチン(mRNAワクチン)接種後,リンパ節胚中心がワクチン接種から15週たっても活性化したままの状態であり,2回のmRNAワクチン接種を受けた人の多くは追加接種を必要としない可能性があるとのこと
https://www.nature.com/articles/s41586-021-03738-2

米ファイザー、デルタ株ワクチン開発 8月治験開始
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070900469&g=int

「アデノウイルスワクチン」を打ってから、「mRNAワクチン」を打つ「カクテル方式」も推奨されてる。/ 異種のコロナワクチンの交互接種を強く勧告、ドイツ」
https://www.cnn.co.jp/world/35173343.html

 

Q2. ワクチン接種後、いつ抗体できる?

一般的に、2回目の接種から2週から4週間後にできる。

自分の抗体を知りたい人は「IgG抗体検査」(抗Sタンパク質抗体=抗体ができたかどうかを調べる血液検査)をすると良い。血液検査で血液中の抗体価を測定し、陰性か陽性かを判定。*S=スパイク

米国では抗体価が低かった患者が3回ワクチン打っている。(米国ではクーポンなく打てる)

副反応が強く、熱が出るのは、ファイザーやモデルナなど mRNAワクチン」(PEG=ポリエチレングリコール成分に反応)をベースにしたものが要因である。PEGは化粧品、錠剤のコーティング、超音波ゼリー、軟膏など、医療現場で扱う医薬品に多く含まれている。繰り返し接することでPEGに対する抗体ができてしまい、ワクチンでPEGが体に大量に入ってきた時に激しく反応する。だから2回目の方が辛い。

この副反応と効果に関連あるとかないとか議論があるが、正直「Iig抗体検査」で抗体量を数値ではかってみないとわからない。だから、2回接種の4週間後以降に、専門のクリニックで有償だが血液検査(11,000円。証明書発行は別途3千円)をすべきである。抗体量が足りない、つまり陰性のままなら3回目の接種をすべきだ。ちなみに、抗体獲得後に初期の安物のPCR検査キットで唾液検査しても陰性のままだったりする。本当に唾液はあてにならないので要注意。

◆参考
新型コロナウイルス抗体検査の期間について
https://www.aozoracl.com/corona_kikan

新型コロナウイルスワクチン接種後の「IgG抗体検査」ができるクリニック。「まめクリニック」(九段下駅前、池袋東口、新橋駅前、新宿南口、渋谷駅前)
https://mame-clinic.jp/covid19-igg

ファイザー“3回接種”へ 抗体レベルが5〜10倍に
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000222007.html

 

Q3. ワクチン効果はいつまで続く?

抗体価は半年で半減するが、例えば50あれば十分なところ、1,000ある感じ。
そうすると、1,000が半年で半減しても500の抵抗力がある。さらに半年で250。さらに半年で125。さらに半年で62となり、2年半は十分に大丈夫ということになる。
加藤官房長官は、1年もたないと行ってたけど、特に根拠ないのかも。

見かけ上、抗体が下がっても実はメモリーされていて、何かの刺激があれば1週間以内に抗体がどんどん作られるらしいことがわかってきた。
したがってワクチンを接種した人は、案外長い期間大丈夫なんじゃないかなとも考えられる。

メモリーされている部分の計測方法が今後開発されてくるのかも。

ということで、みなさんワクチンうちましょう!

参考

ファイザーやモデルナ製ワクチン、数年単位で効果持続か:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN29EBB0Z20C21A6000000/

新型コロナワクチン(mRNAワクチン)接種後15週たっても、リンパ節胚中心が活性化したままの状態であり、2回のmRNAワクチン接種を受けた人の多くは追加接種を必要としない可能性がある。(「Nature」記事 2021, Jun.28)by @EARL_COVID19_tw
https://www.nature.com/articles/s41586-021-03738-2

史上最速のワクチン実用化、生みの親が語るmRNA技術の未来
https://www.technologyreview.jp/s/239784/the-next-act-for-messenger-rna-could-be-bigger-than-covid-vaccines/?fbclid=IwAR3Yy89PvxQ6X9Jh6HHUYCqipc3cVnD65b7aHgQ7Qn-_lhU51rWVrEFh4Xs

追伸:
ワクチン証明書をTシャツにしてみた!これで空港で忘れず中身が言えるわ!